【専門研修】社会科・地理歴史科・公民科における社会に参画する力を育成する授業づくり講座を実施しました

8月26日(月)福島県教育センターを会場に専門研修「社会科・地理歴史科・公民科における社会に参画する力を育成する授業づくり講座」を開催し、県内の中学校・高等学校・特別支援学校の先生方16名が受講されました。筑波大学の唐木清志先生をお招きして「社会に参画する力を育成する学習指導の在り方」と題した講義と「社会に参画する意識を高める授業づくり」をテーマとした協議・演習を通して、授業力の向上を目指した研修を行いました。

  

<研修者の声>
〇社会に参加する力を養うとはどういうことか、どのような実践があるのか、などを学ぶことができました。具体的には4つの観点やシビックプライドなど、授業をつくる上で大事な視点を学ぶことができました。生徒の社会参画に対して社会科の授業の役割はかなり大きいことを再認識したので、使命感を持って授業づくりに励んでいきたいです。
〇特別支援学校で担任をしている生徒に置き換えて話を聞かせていただきました。知的障がいを有する生徒たちにとっての「社会参画」とは何かを考えさせていただきました。特に「当事者意識」をどうもたせることができるか、課題解決的な学習にどう取り組むか、単元構想の段階でしっかりと題材や発問の精選を行いながら実践をしていきたいと思います。
〇同じ班の先生方とお互いに作成した学習指導案を読み込み、意見を出し合うことができた。1人の学習指導案を選んで改善していく際に、午前中に学んだことを十分に生かすことができた。自分が作成した学習指導案を自ら改善していくことは、自分のスキルアップとしてよいが、他者が作成した学習指導案を複数で見つめて改善していく活動は、より良い学びの機会となった。