【専門研修】体験的に学ぶ人間関係づくり講座が実施されました

9月9日(月)「体験的に学ぶ人間関係づくり講座」が開催され、県内各地から、33名(小学校12名、中学校6名、義務教育学校2名、高等学校13名)の先生方が受講されました。午前は、「校種共通編」として、午後は小・中学校と高校に分かれての講義・演習を行いました。発達支持的生徒指導の視点から、構成的グループエンカウンターやプロジェクトアドベンチャー等の活動を体験的に学びました。実際に体験して感じたことや気付いたことについて対話を通して共有し、学びを深める先生方の様子が見られました。 
 
 
〈研修者の声〉

・生徒指導提要の改訂にもあるように、予防教育は重要であると考えています。その中で人間関係をつくるため、スキルを身につけるための手立てを日々考えながら子どもたちと関わっておりました。そのような中で、構成的グループエンカウンターやスリンプル・プログラムなど、演習を通して学ぶことができ、自身の授業などでも活用していけそうです。ありがとうございました。

・信頼関係を築く上では、相手への思いやりの行動が重要であることをトラストウォークを体験することで実感した。たとえ失敗しても仲間と作戦をたて挑戦し成功に導くプロジェクトアドベンチャーを通し、「なぜできないか」ではなく「どうしたらできるか」を考えることの大切さを体験した。活動の中では、相手の素晴らしさを認めたり、集団の中での自分自身の役割を考えることもできた。勝ち負けに拘っていては見えないものが見えた。

・心のSOSへの対処については大変勉強になった。今日実際にロールプレイングをした「心の苦しさを打ち明けられた時」のやり方について、生徒に寄り添った話し方がいかに重要であるかを体験し勉強になりました。実際の教育現場で気を付けて発言したい。