【専門研修】統合的な問題の解決に向けた技術科講座
2025年9月1日 11時04分8月28日(木)、29日(金)「統合的な問題の解決に向けた技術科講座」が開催されました。1日目は、東京学芸大学大学院教授の大谷忠先生と東京学芸大こども未来研究所の田中若葉先生をお招きし、TECH未来の教材を活用した統合的な問題を取り扱う授業についての講義・演習を行いました。2日目は茨城大学講師の川路智治先生をお招きし、Smalrubyやmicro:bit、マッスルセンサ教材による統合的な問題の題材構想について講義・演習を行いました。
【受講者の声】
・研修の参加人数は多くはなかったが、講師の方、先生方の思いや自身が抱えている課題を共有することができ、柔軟な思考のアイデアを感じることができた。兼務校の環境や生徒の実態に応じて、3年間を見通して探究的な活動ができるような知識や技能を身に付けさせることができるようにしたい。
・研修に参加して、技術科教育が大きく変わっていること、学習する内容も高度になっていること、これまでのようにみんなで同じものを作る授業から、一人一人がアイデアを出してそれらを形にしていく授業にシフトチェンジしていかなければならないことを実感しました。自身の知識や能力が足りていないので、この研修で学んだことを元に、実践例の先生方のような授業を展開できるように内容を深めていきたいです。
・これからの社会で求められるのは、単なる知識の量ではなく、それらを活用して未知の課題を解決する力だと再認識しました。今後は、研修で学んだ指標を常に意識し、生徒が「自分ごと」として捉えられる現実社会の課題を、教科横断的な視点で題材として構想していきたいと思います。