教育センターの今

【専門研修】不登校の理解と対応講座

2025年9月29日 08時34分

    9月24日(水)「不登校の理解と対応講座」が開催され、県内各地から55名の先生方が受講されました。一日を通してFR 教育臨床研究所 所長 花輪 敏男様にご講義いただき、参加者はFR式不登校対応チャートを基にした不登校児童生徒や保護者に対する支援について具体的に学びました。これまでの自身の不登校児童生徒への支援について振り返るとともに、改善点や今後取り組んでみたい点を考える先生方の様子が見られました。

C06①C06②

〈参加者の声〉

・不登校に関する研修は何度か参加していますが、具体的な方法、技術を教えていただいたのは初めてです。「大義名分」「暗示」等の技術を、即、実践させていただきます。ありがとうございました。

・ガソリン(心のエネルギー)はコミュニケーションによって入ることを知りました。学校と家庭、専門家との連携の在り方や本音で語ること、自己決定させることの大切さを学びました。本人へのアプローチ(一日一回失敗する、「沖」ではなく「壁」へ、禁止の命令形といったスモールステップの支援法)等、今回教えていただいた技術を、実践していこうと思います。

・養護教諭は様々な学年の不登校傾向の子どもたちと関わることが多いため、今回の研修は実践につながる内容でとても勉強になりました。特に、子どもとの会話の仕方で、「沖」に向かわせるのではなく「壁」を作ってあげる言い方や、安心を与えられる会話の仕方を実践し、他の先生方にも広めていきたいと思いました。

・子どもをネガティブに見ないということがとても大切だと感じました。ポジティブにとらえることで、子どもへの言葉かけもそれに伴う行動も、そして生徒自身の気持ちもポジティブに変えていくことができると思いました。