【専門研修】「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間の授業づくり講座」を実施しました

11月25日(月)に、専門研修「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間の授業づくり講座」が実施されました。
午前中は、小学校、中学校及び高等学校の先生方が情報を共有し合い、各学校課題の改善策を検討しました。午後は、福島大学の宗形潤子先生を招いて演習などを行いました。宗形先生の講話を基に、研修者の皆さんが話合い、さらに改善策をブラッシュアップすることができました。
各校種、各学校において、探究の風が吹き始めています。来年度も本講座を開催予定ですので、ぜひ教育センターで学びませんか?

    

(研修者の声)

〇午前と午後を通して、グループで考える活動では様々な校種や地域の先生方と時間を共有でき、自分自身の困り感についても照らし合わせながら考えることができた。今回学んだことを踏まえ、今年度を振り返りながら次年度以降につなげていきたいと思う。「自走」や「自分事」など日頃考えていることについて、様々な視点や経験の話を聞くことができてよかった。これからも自分だけでなく、周りの方々と話しながら進めていきたい。

〇グループで「探究とは?」というテーマを設定して、各校の総探の状況について共有した中で、「教員間の情報共有」等、学校としての総探の体制構築の重要性について学ぶことができた。担当者・学年に任せきりという状況に陥らず、学校として探究にどう取り組むか、研修の機会や話し合う機会を持ちたいと思った。

〇宗形先生の講義を受けて、自分たちが総合を自走させていくためにはどのようなことをしていけばよいか、具体的なところを出し合った。また、「8つのコツ」をもとに、今年度や来年度自校でできそうなところややってみたい夢などを出し合うことができた。個人的には、教師がブレブレだと子どもも何をやっていいか分からないところがあると思うので、改めて自分はどんな資質・能力を育てたくて総合学習を行っているのかを今一度考えたい。