【中学校数学講座】教える授業から子どもが学ぶ授業に変わる数学科授業改善講座を実施しました

 6月17日(金)に教育センターにて、「教える授業から子どもが学ぶ授業に変わる数学科授業改善講座」が開催され、県内各地から14名(中学校11名、義務教育学校1名、特別支援学校2名)の先生方が受講されました。

 岩手大学教育学部の佐藤寿仁先生をお招きし、講義・演習「子どもの学びを中心に考える数学科の授業改善」を中心に、子どもが数学的活動に主体的に取り組むための授業の在り方についての研修を実施しました。「算数・数学の問題発見・解決の過程」を基に、「子どもが数学での問題解決の一歩を進めるための教師の出番はどこか」を先生方と一緒に考えました。

    

研修者の声は次の通りです。

○ 数学的に推論する姿や発展的に考える姿を引き出し、価値付けることで、自ら数学を活用する生徒を育成していきたいです。小学校の学びをどの程度扱うべきか悩むところです。レディネスをとり、カリキュラム・マネジメントを行うことで、質の高い授業を展開していきたいです。

○ 授業が子どもにとって「深い学び」になっているのか、「深い学び」とは子どものどんな姿なのかを考えることができました。子どもの姿を具体的に考えるだけでも、自分の発問は変わってくると思います。

○ 小学校の学習のつながりを把握することで、授業のおくべきポイントが変わり、生徒の反応や活動が変わってくると考えました。帰着させることを意識した授業づくりを行い、これからの財産としていきたいです。