【専門研修】地理歴史科における地理総合・歴史総合の授業づくり講座

8月6日(火)福島県教育センターを会場に専門研修「地理歴史科における地理総合・歴史総合の授業づくり講座」を開催し、県内の先生方12名が受講されました。産業能率大学の皆川雅樹先生をお招きして「主体的・対話的で深い学びの視点を取り入れた授業づくり」と題した講義と演習、授業実践に基づく協議を通した授業の振り返りを行いました。

    

<研修者の声>
〇このような研修に参加するたびに「学習指導要領の文言には意味(意図)がある」ということが再確認できる。今回もまた気持ちを新たに生徒達に何ができるかを考える良い機会となった。また、「思考・判断・表現」という言葉を丁寧に解説してもらい非常に有意義だった。
〇本研修を通して他校の先生方と情報交換をして、様々な授業実践を教えて頂き、抱いていた不安を解消することができました。夏休み以降の授業でぜひ参考にさせて頂き、自分の授業のブラッシュアップにつなげていきたいと思います。
〇皆川先生の講演でも問いの大切さを再認識でき、すぐに答えが出る発問ではなく、正解主義にいたらない生徒の常識を揺さぶる問い作りを心掛けたい。問いについての話の中で、哲学的思考を使った問い作りが興味深かった。また、生徒間の対話の大切さや、対話ができる雰囲気作りの必要性など欠けてはいけないものについても再確認できた。