【中・高等学校数学講座】生徒の問題解決や意思決定につながる統計授業づくり講座(前期)を実施しました

 6月28日(火)に教育センターにて、「生徒の問題解決や意思決定につながる統計授業づくり講座(前期)」が開催され、県内各地から4名(高等学校4名)の先生方が受講されました。
 茨城大学の小口祐一先生をお招きし、講義「統計教育における問題解決や意思決定について」において、統計的探究プロセスを活用した生徒の問題解決や意思決定につながる授業づくりと、ICT を活用した指導法の研修を行い、その識見と指導力の向上を図りました。

  

 研修者の声は次の通りです。
○ 統計の分野のICTの活用について、具体的にどのように活用できるのか、細かい点まで教えていただき、本当に助かりました。まずは自分でもっと活用し、説明できるまで使いこなしたいと思いました。生徒にとっても有意義な学習に繋がる分野だと再認識できました。
○ 現場ではまだまだソフトウェアの使い方などが浸透していないので、伝達講習をするとともに授業の教材づくりとして積極的に利用していきたいです。
○ 授業や教材として使える材料を多く紹介していただき参考になりました。特に生徒用の端末をどのように活用していくのかについて悩んでいたところだったので、方針を考えられるようになりました。また、仮説検定をシミュレーションを使った学習と捉える考えも参考になり意義ある研修になりました。
○ 統計の学習におけるデータの取得方法や扱いに課題がありましたが、SSDSEやe-Statからのデータの取得、GeoGebraやCODAPを使ったグラフの作成やシミュレーションの仕方を学ぶことができ、今後の授業に還元していきたいです。