【専門研修】授業力向上のためのICT活用基礎講座(義務系)
11月11日(木)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用基礎講座(義務系)」が開催され、県内各地から54名(小学校25名、中学校28名、特別支援1名)の先生方が受講されました。
ICT機器や授業に役立つアプリの基本的な操作について、実際にタブレット端末とプロジェクターを使用して演習を行いました。自治体によってICT機器の環境は様々ですが、今ある環境の中で、できることを考えながら研修に臨まれていました。
また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用について、ワークショップ形式で意見交換を行いました。実際に授業構想案を作成し、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。そして、授業のめあてを達成するための効果的なICTの活用の視点で授業をデザインすることができました。
<研修者の声>
・福島県の情報活用能力が平均より下回るデータや学校現場における多様な課題点及び学習形態ごとの課題など、まだ情報教育の充実や効果的な活用が実現されていない現状が理解できました。ICTの存在が教科書のような必需品になるためにも効果的かつ積極的な活用がこれから現場教員にはより求められていくと実感しました。情報教育とICTの活用と校務の情報化の統合がされた教育が実現できていければと思います。
・ICTが各教科の目標達成のための道具として必須であること、あらためて認識しました。また、協働活動でのICTの活用について、現場でどのように進めていけばよいか、様々試したり事例を知りたいと思ったりしているところなので、今日のこの続きの講義を、ぜひ、生かしていきたいと思います。
・初めて見たり使ったりしたアプリや機器だったので戸惑うこともありましたが、とても参考になりました。是非、活用してみたいです。地域によって、使えるアプリや環境が違うことが分かったので、地区ごとにグループを構成することができると、もっと内容や操作方法などを深められると思いました。
・単にICTを活用すれば良いのではなく、効果的で簡単かという視点で活用していくことが大切であるとわかりました。授業の魅力や効果を高めるツールであるということを意識しながら使用していきたいと思います。