【専門研修】適切で責任ある行動力の育成を目指した情報モラル教育講座

 7月29日(月)「適切で責任ある行動力の育成を目指した情報モラル教育講座」を開催し、県内各地から、30名(小学校7名、中学校7名、高等学校13名、特別支援学校3名)の先生方が受講されました。
 受講者の方々は、児童生徒を取り巻くインターネット社会の現状を知り、ワークショップを通して、適切なコミュニケーションの在り方や、情報モラル指導の在り方について考えました。また、小中、県立学校の研修者が混じったワークショップにより、それぞれの視点からの意見を取り入れた情報モラルの授業づくりを行いました。

<研修者の声>

・アンケートの結果から子供たちの現状と、今後の指導をする上で何が必要か、どんな留意点があるのかを理解することができた。

・今までであれば、ダメなものはダメと禁止して制限していたが、それではこれからの情報化社会に対応できない。上手に活用していく力と、リスクに対応していく力を上手に指導していく必要があると感じた。

・生成AIを使った指導案作りは面白かった。自分にない視点で例を提示してくれるので、すべて鵜呑みにするわけではないが、良い部分は十分に使えると思った。

・個人の安全、利用だけではなく公共、社会に対する責任を考える「責任リング」がとても有効であると感じたので取り入れたい。

・校種、学年が異なるが、それぞれ根本の課題は共通して「タブレットの長時間利用」であることがわかり、それぞれの立場からアプローチの仕方を考えることができて非常に有意義な研修となった。