【専門研修】「言葉による見方・考え方」を働かせ、深い学びを実現する中学校国語講座を実施しました

8月5日(月)に、専門研修「『言葉による見方・考え方』を働かせ、深い学びを実現する中学校国語講座」が開催され、県内各地から多くの先生方が受講されました。講座では、教科書教材の教材研究及び単元構想を通して「言葉による見方・考え方」を働かせた深い学びのある国語科授業づくりを考えました。また、協議や授業構想演習では、先生方が「言葉」にこだわる授業の充実に向けて熱心に議論を重ねる姿も多く見られました。

    

【受講者の声】

〇国語教育のあり方として、今後どのように進めていくべきかを確認することができた研修であった。まだまだ教材の読み込みが浅く、生徒の活動まで落としきれない部分があったので、普段から、意識的に言葉に注目しながら教材を私自身がつかんでいくことを大切にしたい。また、他の先生方との話し合いの中で、自分の中にない視点で授業をされてきた話もうかがうことができた。

〇今まで言葉にこだわることが大切だとは理解しつつも、内容を教えることが多かったと過去を振り返る良いきっかけとなった。日常生活は勿論、どの授業でも言葉を扱う中で、より一層言葉に着目させ、「考える方法」を獲得させ、言葉への自覚(感度)を高める必要性を改めて感じた。

〇今回の研修において、「言葉による見方・考え方」を働かせる授業作りの基本について具体例を交えながら丁寧に確認してくださり、さらに協議や演習を通して少しでも学びを生かしながら実践練習をすることができ大変有意義だと感じました。また、協議や演習を通して、探究的な学びの推進における教員の熱意や行動、実践が子どもたちの取り組みや意欲に大きな影響を与えると感じました。実際に、対話を通じて先生方の素晴らしい経験や熱意から新たなアイディアや刺激をいただくことができ、改めて対話の重要性を感じることができました。