【専門研修】授業力向上のためのICT活用基礎講座(県立系)

 11月2日(火)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用基礎講座(県立系)」が開催され、県内各地から30名の先生方が受講されました。
 ICT機器の取扱いや授業における効果的な活用方法について、実際にタブレット端末やプロジェクター等を使用して演習を行いました。また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用についてワークショップ形式で意見交換を行いました。実際に授業構想案を作成し、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。

  

<研修者の声>

・実践動画を視聴し、効果的な場面と改善・工夫した方が良い場面の意見交換を活発に行うことができた。ICT活用を今後実践する場合には、一方的な指導で終わらないように授業の構築をしていきたい。

・先生方がICTをどのように授業で活用されているのかを伺えたのはよかったです。さらに、それぞれの授業の長所や短所を共有することで、自分では気づかなかった視点をもらえたことも勉強になりました。

・ICTを使用する場面と使用しない場面を見極めるのが意外と難しいなと思った。授業をデザインするということを常に意識しなければならないということに気づけた。

・教育の情報化は、学校の実態に合わせてできることから「スモールステップ」でと聞き、不安が少し和らぎました。学校現場では、教育の情報化に向けての教員間の意識の違いがあります。授業で取り入れようとすると、初期の段階ではこれまでやってきた授業より準備や進め方に時間がかかり、一緒に教科をもっている先生と進度がどうしても遅れてしまいます。それで、積極的に取り入れるのを躊躇してしまっていました。できることから少しずつ情報化を取り入れていきたいと思います。