生物デジタル図鑑(画像)
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地衣類

写真:9枚 更新:2018/08/07 作成:2018/08/07 教員研修T
ウメノキゴケ 1 ■ 低地~低山地帯で見られる。表面は灰白色から灰緑色である。腹面中央部は黒色で、擬根が散生するが、周辺部は擬根欠き、淡黄色から淡赤褐色である。葉片の縁はシリアを欠き、表面中央部には裂芽がある。まれに子器つける。 ■ 福島県いわき市石森山で撮影。
ウメノキゴケ 2 ■ 低地~低山地帯で見られる。表面は灰白色から灰緑色である。腹面中央部は黒色で、擬根が散生するが、周辺部は擬根欠き、淡黄色から淡赤褐色である。葉片の縁はシリアを欠き、表面中央部には裂芽がある。まれに子器つける。 ■ 福島県いわき市石森山で撮影。
ウメノキゴケの地衣体の内部構造 ■ 地衣類は菌類の仲間で、緑藻やシアノバクテリア(藍藻)と共生関係を維持しながら生活している。 ■ ウメノキゴケのような葉状地衣類の地衣体の断面は、皮層・藻類層・髄層に区別ができる。
ウメノキゴケの裂芽 ■ ウメノキゴケの地衣体の表面中央部に密集している裂芽(栄養生殖器官)。 ■ 約10倍で撮影。
キウメノキゴケ 1 ■ 低地~低山地帯で見られる。表面は黄緑色である。裂芽は全くない。粉芽が所々にある。腹面周辺部は擬根を欠く。 ■ 福島県いわき市小白井にて撮影。
キウメノキゴケ 2 ■ 低地~低山地帯で見られる。表面は黄緑色である。裂芽は全くない。粉芽が所々にある。腹面周辺部は擬根を欠く。 ■ 福島県いわき市小白井にて撮影。
キウメノキゴケの粉芽 ■ キウメノキゴケの地衣体中央部に発達している粉芽(栄養生殖器官)。 ■ 約10倍で拡大撮影。
マツゲゴケ ■ 低地~低山地帯で見られる。表面は灰白色から灰褐色である。地衣体は深裂して多数の裂片に分岐するが、裂芽はない。葉縁にはシリアがあり、裂片の先端に頭状のソラリアがある。腹面は黒色で、縁部は褐色である。髄は白色。 ■ 福島県いわき市石森山にて撮影。
マツゲゴケのソラリアとシリア ■ 低地~低山地帯で見られる。表面は灰白色から灰褐色である。地衣体は深裂して多数の裂片に分岐するが、裂芽はない。 ■ 葉縁にはシリア(菌糸の集合した細長いもので、裂片の縁部に沿ってあるマツ毛のようなもの)があり、裂片の先端に頭状のソラリア(粉芽の塊)がある。腹面は黒色で、縁部は褐色である。髄は白色。 ■ 福島県いわき市石森山にて撮影。