生物デジタル図鑑(動画)

ゾウリムシの収縮胞

投稿日時:2018/08/06   教員研修T  

■ゾウリムシを含む培養液に、スライドガラス上で2%メチルセルロース(400cp)を混ぜ、ゾウリムシの動きを遅くして、顕微鏡で観察し撮影。
■プレパラートを作ってからかなり時間がたってから撮影したので、スライドガラス上の余分な水分が蒸発し、ゾウリムシがスライドガラスとカバーガラスの間のわずかなすき間にはさまれて、かなり押しつぶされた状態になっている。そのためほとんど動くことができず、からだの内部の様子をよく観察することができる。
■顕微鏡の絞りを一番絞った状態にすると、収縮胞がよく見えるようになる。
■からだの前方の収縮胞と、後方の収縮胞では、収縮のタイミングがずれているのがわかる。
■放射状水管から中央の丸い収縮胞へ水が送り込まれて収縮胞がしだいに大きくなり、その後、収縮胞が収縮して水が排出される様子がわかる。