【会津・南会津地区】高等学校中堅教諭等資質向上研修 選択研修 地区別特別活動研修について
2022年8月17日 07時23分以下の研修について、研修講座要項に中堅教諭等資質向上研修対象者が研修当日に提出する課題の部数を追記しました。
高等学校中堅教諭等資質向上研修
養護教諭中堅教諭等資質向上研修(県立)(選択研修 地区別特別活動研修)
詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K20【会津・南会津地区】)を確認してください。
当センターをご利用の際は、事前にこちら「福島県教育センターで研修を受ける皆様へ」をご確認ください。
以下の研修について、研修講座要項に中堅教諭等資質向上研修対象者が研修当日に提出する課題の部数を追記しました。
高等学校中堅教諭等資質向上研修
養護教諭中堅教諭等資質向上研修(県立)(選択研修 地区別特別活動研修)
詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K20【会津・南会津地区】)を確認してください。
8月16日(火)「ワークショップで学ぶ情報モラル教育講座」が開催され、県内各地から、18名(小学校3名、中学校5名、高等学校4名、特別支援学校6名)の先生方が受講されました。今回は福島県感染拡大警報発令中のため、オンラインで実施しています。
子どもたちに情報モラル・情報リテラシーを身に付けさせるために、インターネットの現状を理解し、「ゲーム・ネット依存」、「コミュニケーションで大切なこと」、「SNSでのトラブル」、「トラブルを防ぐために」の内容をワークショップ形式で演習を行いました。新たな情報モラル教育の指導力向上につながる研修となりました。
<研修者の声>
・ネット環境の背景と危険性をわかりやすく確認することができた。情報モラルについて、生徒に学ばせる際に、考えさせる視点が明確になった。講義で紹介された動画や資料がたいへん参考になる。今後、生徒指導等で活用していきたい。大変わかりやすい講義をありがとうございました。
・手軽に利用できるSNSだが、その反面トラブルが起きやすいことが分かった。先生方と意見交換をすることで、トラブルが起きた場合にはどう対処したら良いのかを考えることができ、新たな気づきも生まれた。トラブルにあわないために、被害を小さくするためにはどうしたらよいのか、今回学んだことを児童や保護者に伝えていきたいと思う。
・ブレイクアウトルームを使い、他の先生方と意見交換できたことが非常に良かった。1学年の担任をしているが、早くも生徒からスマートフォンでのトラブルを相談されたことがあった。学んだことを生かし、トラブルへの対応方法を指導していきたい。
・困った時の対応の仕方を考えるよい機会となった。具体的に、どう行動するかを考えることで、より自分事として考えやすかった。また、ネットの知識が少ないことも再確認でき、自分が情報モラルを教える際に、不安に感じている部分が明確になった。自分がまず、最新の情報を知る努力をしていかなければならないと感じた。今後、学校で活用していきたい。研修を担当していただいた方々、参加した先生方、ありがとうございました。
以下の研修について、集合による研修から、オンラインによる研修に変更します。
変更後の研修講座要項を掲載しました。
講座番号 K09【県中地区】
小・中学校初任者研修(地区別研修A へき地校研修)
詳細は、研修講座要項ページを確認してください。
8月4日(木)・5日(金)の2日間にわたり,算数科「数学的活動の充実を図る授業づくり」講座がオンラインで開催され,県内各地から27名(小学校19名,義務教育学校2名,特別支援学校6名)の先生方が受講されました。
筑波大学附属小学校の盛山隆雄先生による講義「数学的な見方・考え方を働かせる算数科の授業」を中心に,教材の本質をとらえるとともに,数学的活動を充実させ,児童の数学的に考える資質・能力を育む授業づくりの研修を実施しました。
数学的に考える資質・能力を育てることによって,数学的な見方・考え方はさらに豊かで確かなものになっていくことの大切さ,実践事例を基に算数科の授業づくりの在り方などを先生方と一緒に考えることができました。また,各班に分かれて,同じ教材から各自,授業構想をしながら板書案を作成し,発表・協議を行いました。
研修者の声は次の通りです。
○盛山先生の実践に基づいた御講義を拝聴でき,大変貴重な研修の機会を与えていただきました。特に,子ども一人一人の解決のプロセスを見取ること,子どもの「見え方」を捉えることを今後の授業の中で意識していきたいと思います。
○盛山先生の講義は,自分が日頃からもやもやとはっきりしていなかったことを丁寧に一つ一つ解説してくださり,とても勉強になりました。数学的な見方・考え方については,教師の発問が大事であることを知り,今後は主発問についてよく吟味していこうと思いました。また,帰納・演繹については,実例を挙げながら話してくださり,自分の授業の見直しにつながりました。大変有意義な時間となりました。
○先生方の授業構想をお聞きして,同じ教材でも,児童の実態に応じて手立ては様々であると改めて実感しました。また,アプローチの方法は違っていても,授業の中で大切にしなければならないこと,共有させたい見方・考え方,本質は共通していることも感じました。はやく子どもたちと算数の授業がしたいという思いが募る時間でした。本質を変えずに事象を変えてみるということについて大変勉強させていただきました。問題発見・解決のプロセスをまわす授業を,日々の授業から意識していきたいと思います。
県北以外の地区について、以下の研修の資料等を掲載しました。
小・中学校初任者研修(地区別研修A カウンセリング研修)
高等学校初任者研修(地区別研修A カウンセリング研修)
新規採用養護教諭研修(小・中)(地区別研修A カウンセリング研修)
新規採用養護教諭研修(高)(地区別研修A カウンセリング研修)
公立学校実習助手初任者研修(地区別研修 カウンセリング研修)
以下のリンクより、詳細をご確認ください。
K44の研修について、会場、日程を変更しました。
講座番号 K44【県中・県南地区】
小・中学校中堅教諭等資質向上研修
養護教諭中堅教諭等資質向上研修(小・中)
学校栄養職員中堅教諭等資質向上研修
(道徳、特別活動コース別選択研修)
詳細は、研修講座要項ページを確認してください。
以下の研修について、研修講座要項を掲載しました。
講座番号 K20【県中・県南地区】
◆高等学校初任者研修(地区別研修A 特別活動等研修)
◆公立学校実習助手初任者研修(地区別研修 特別活動等研修)
◆高等学校中堅教諭等資質向上研修
◆養護教諭中堅教諭等資質向上研修(県立)(選択研修 地区別特別活動研修)
詳細は、研修講座要項ページを確認してください。
7月21日(木)~22日(金)「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた中学校理科講座」が開催され、県内各地から8名(中学校7名,支援学校1名)の先生方が受講されました。
1日目は所属校でのオンライン形式で,協議,講義を行いました。文部科学省初等中等教育局視学官の藤枝秀樹先生から,講義「主体的・対話的で深い学びに向けた授業改善の在り方」において、学習指導要領の各種キーワードの正しい捉え方や,生徒を中心に据えた授業改善の在り方などについてお話をいただきました。2日目は教育センターで,物理分野における観察,実験の指導法についての講義・演習や,物理分野での単元構想をグループに分かれて作成しました。
研修者の声は次の通りです。
○「主語は生徒であり,教師ではない」という話を聞き,それを意識しつつも,実践できないところがありました。評価の仕方も旧式のやり方で行っていたので,少しだけやり方や方針がわかり勉強になりました。
○2日目の演習では,先生方で話し合いながら単元構想を考えていくのは楽しかったです。日頃は1授業に追われていて,単元のつながりを意識していませんでした。単元の重点に向けて,1つずつ力を身に付けていけるような構想をしていきたいと思います。
○ICTを使った最新の実験から,身近なものを使った実験まで,いろいろな方法を紹介してもらえてよかった。身の回りのものを使った実験では,身近なものに隠れている科学に興味を持たせるよいきっかけになると改めて感じました。
7月7日(木)教育センターにて、「子どもの成長を見取り評価に生かす中学校道徳科講座」が開催され、県内各地から18名(中学校17名,支援学校1名)の先生方が受講されました。
国立教育政策研究所の飯塚秀彦先生をお招きし、講義・演習「道徳科における評価の在り方」において、学習指導要領の捉え方や生徒が自律的に思考するため発問の在り方について研修を実施しました。演習の中では,1つの教材について生徒の反応を予想しながら,評価の視点をふまえた発問について,先生方で協力して考えました。
研修者の声は次の通りです。
○曖昧であった用語や概念の輪郭がはっきりした感があります。何に対して評価を行うのかというより,評価するためには授業に何が仕組まれていなければならないかという考え方が少し見えました。
○「多面的・多角的な見方への発展」「道徳的価値の理解を自分自身との関わりの中で深める」という視点で発問や問い返しを考えることが,自律的な思考を経た評価へとつながることを学ぶことができました。
○道徳は教師自身が道徳的価値を把握し,実践すること,生徒とともに考える姿勢を持つことが大切であることがわかりました。「人間とは何か」「よりよい生き方とは何か」,もう一度道徳を中心として,生徒の自律的な思考を促す授業を構想したいと思います。
7月22日(金)に教育センターにて,「子どもの成長を見取り評価に生かす小学校道徳科講座」が開催され,県内各地から23名(小学校17名,義務教育学校2名,特別支援学校4名,オンライン聴講3名)の先生方が受講されました。
帝京大学教育学部の赤堀博行先生をお招きし,講義・演習「道徳科における評価の在り方」を中心に,道徳科の授業の充実を図るための評価を生かした実践的な研修を実施しました。各班に分かれて,各自が事前課題で取り組んだ授業構想を練り上げたり,道徳科における評価の在り方について,理解を深めたりしました。
研修者の声は次の通りです。
○「道徳教育や道徳科について,具体的な例を盛り込みながら説明していただき,とても分かりやすかったです。本校では小中合同で道徳科の研究を行っていますが,特に評価については小中共にまだ不十分であると感じていたため,今回の講義は大変勉強になりました。本校教職員に伝達していきます。」
○「道徳科の特質や授業のねらい,授業者がもつべき指導観とそれに関連する評価など,大切なポイントの提示があり,さらには具体的な授業の姿を例に分かりやすく教えていただいたこと大変ありがたかったです。」
○「日頃の子どもの様子,実態をみて,何を考えさせたいかを明確にし,指導の意図やねらいをしっかりともって授業を行っていきたいです。また,評価の在り方について,自分自身の視点がずれていたことに気付きました。」