教育センターの今

所報ふくしま「窓」176号Web版を発行しました

このたび当教育センターでは、所報ふくしま「窓」176号を発行しWebサイト上に掲載いたしました。

(↓こちらをクリックしてご覧ください)

所報ふくしま「窓」176号

掲載内容は以下の通りです。

(1) 巻頭言「-温故知新-」  研究・研修部長 味原 正美
(2) 「総合的な学習の時間における情報モラル教育について」
(3) 「『生徒指導上の諸課題に関する調査』結果から見えるもの」
(4) 「長期研究員の研究紹介」
(5) 「平成30年度福島県教育研究発表会(御礼)」
(6) 「来年度の研修講座から」

たくさんの皆さんに御覧いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

【専門研修】アクティブ・ラーニングにつながる英語指導講座

10月25日と26日の2日間にわたり、英語科における「主体的・対話的で深い学び」の研修を行いました。

 研修者の先生方が日頃感じている課題について共有した後、中学校と高等学校の英語科における「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」とはそれぞれどのようなことを表しているかについて知識で確認を行いました。また、言語学習を中心とした授業と内容学習を中心とした授業のそれぞれを模擬授業として行い、「主体的・対話的で深い学び」をアクティビティを通して理解を深めました。

 その後、東北学院大学教授の村野井仁先生を講師としてお招きし、「主体的・対話的で深い学びを促す領域統合型の英語授業」と題して講義をいただきました。村野井先生のご講義は模擬授業を中心とした実践的なもので、体験的に学び取ることができる貴重な機会となりました。PCPP,ESA,などの指導法について理解を深め、評価についても研修を行いことができました。

 

 

 

 

 

 

 授業を組み立てるアイディアを豊富に得たところで、リーディングを基にした表現活動というテーマで学習指導案を作成しました。

 

 

 

 

 

 

 最後に、作成した学習指導案を模擬授業を行うことで全員で共有して互いに学び合い、有意義な研修を結びました。

【専門研修】科学的な自然観を育む高等学校理科講座

 10月18日(木)~19日(金)に、教育センターにおいて「科学的な自然観を育む高等学校理科講座」が開催され、県内各地から12名(高等学校11名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。
 本研修では、「主体的・対話的で深い学び」の視点を取り入れた物理、化学、生物、地学に関する観察・実験や授業づくりが行われました。

   

<研修者の声>
・「刺胞動物の解剖と形態」の講義・演習では、ヒドラを実際に観察し、貴重な体験ができました。生徒たちにも実物を見せることの大切さを改めて感じました。
・「月の縦孔・地下空洞とは何か」の講義では、月の地下空洞についてほとんど知らなかったので、とても興味深く勉強になった。
・授業づくりでは、同じ単元であっても、教員により、その展開が異なることを改めて知ることができ、様々な意見交換もできて、今後の参考となった。