2018年7月の記事一覧

4技能の向上につなげる英語科言語活動の指導と評価実践

 7月5日~7月6日に「4技能の向上につなげる英語科言語活動の指導と評価実践講座」が実施されました。今回は発信技能の言語活動について理解を深めました。研修に参加された先生方が日ごろの実践の中で感じていらっしゃる課題を共有し、議論を深める中で解決方法を探りました。

 また、東京家政大学教授の太田洋先生を講師にお招きし、「発信技能を高める言語活動の指導と評価の在り方」と題して講義をいただきました。スピーキングのメカニズムを理解し、指導や活動がメカニズムのどの部分の向上につながるのか考えることができました。また、TBLTの考え方や方法についての理解を深め、新たな指導の方法を探ることができました。そして、評価については「正確さ」や「流暢さ」だけでなく、範囲や一貫性、交流などの視点を学ぶことができました。

 参加された先生方はこれまでの実践を振り返るとともに、教科指導の理論に裏打ちされた学習指導案づくりにじっくりと取り組まれていました。

【専門研修】情報モラル教育指導者実践講座

 7月6日(金)、教育センターを会場に「情報モラル教育指導者実践講座」が実施されました。県内各地から13名(小学校3名、中学校5名、高等学校4名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。インターネットの現状を理解し、子どもたちに情報モラル・情報リテラシーを身に付けさせるために、「楽しいコミュニケーションを考える」、「ルール作り」などの講義・ワークショップに熱心に取り組んでいました。

  

<研修者の声>
・現状を知ることで生徒に何を伝えるべきかが見えた。学校で何ができるが考えたい。
・具体的な例示で指導するポイントをわかりやすく教える方法を学べてとてもよかった。大人も学び続けて子どもに教えなければいけないと思った。
・校種が違う先生方と話し合い、それぞれの学校の課題を知り、それに対する改善策作りも様々な意見を聞くことができためになりました。できることから実践していきたいと思います。
・「価値観や考えは人それぞれ異なる」ということを説明するよりも、今日のワークショップやルール作りを通して、自分たちで分からせた方が効果的だと思う。学校でぜひやってみたい。

【専門研修】校務処理に生かす表計算(関数)講座

 6月29日(金)、教育センターを会場に「校務に生かす表計算(関数)講座」が実施されました。県内各地から28名(小学校6名、中学校7名、高等学校14名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。Excel2016の関数に関する実践的な研修として、SUM、AVERAGEといった基本的な関数をはじめ、VLOOKUP、COUNTIF、SAMIFなど校務処理に役立てられる関数についての演習を行いました。絶対参照や条件付き書式など、1つ1つ確認しながら熱心に取り組まれていました。

  

<研修者の声>
・関数に関して、少し詳しくなることができました。また、校務処理のスピード化にもなりそうです。受講して
 よかったです。
・初歩的なことをおろそかにせずに教えていただけたので、スキルがしっかり定着したと確信しています。職員
 室でいつもPC操作の質問を受けるので、少し自信を持って対応できそうです。
・基本の確認から自分にとって新しい関数を学ぶことができ、ためになりました。学んだことをきちんと校務に活
 かしていきたいです。