教育センターの今
【専門研修】「学校が変わる!解決志向で取り組む学校教育相談実践講座」が実施されました
11月11日(月)「学校が変わる!解決志向で取り組む学校教育相談実践講座」を開催しました。県内各地から、24名(小学校5名、中学校7名、高等学校11名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。先生方はまず、「解決志向アプローチ」という「解決」に焦点をあてた心理アプローチについて学びました。その後は、解決志向アプローチを基にした相談面接とチーム会議について、演習を通して実践的に学びました。「解決志向アプローチ」を軸とした一日の研修を通して、これまでの児童・生徒への関わりや指導・支援について振り返る先生方の様子が見られました。
〔研修スライドより〕
〈研修者の声〉
・枠に収まらない子どもたちについて、ついつい注意していたことが、いかに多かったか気付けました。リソース探しは大切だとは頭では分かっていたけれど、十分ではなかったと改めて感じました。リソース探しからスタートすることで、重くなりがちな教育相談が明るく前向きな取り組みにすることができることを、たくさんのワークを通して実感できました。
・演習をしてみて、やはり私たちは生徒への期待が大きく、目標設定を高めにしてしまうのだと実感しました。実際に質問を受けた後で目標を設定し直すのもとてもいい方法だと思いました。ブレーンストーミングで出るたくさんの意見は具体的ですぐできそうな小さな実践案が多く、リソースを活用してのスモールステップを見つけることができるのがとても有効なチーム会議だと学びました。
・具体的な会議の持ち方の例を実際に見せていただき、よく分かりました。なんだか、会議を変えて、学校を変えていけるような気がしました。職場での小さな変化を積み上げていこうと思います。ありがとうございました。