教育センターの今

【専門研修】授業力向上のためのICT活用基礎講座(義務系)

 11月14日(木)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用基礎講座(義務系)」が開催され、県内各地から13名(小学校6名、中学校7名)の先生方が受講されました。

 ICT機器や授業に役立つアプリの基本的な操作について、実際にタブレット端末とプロジェクターを使用して演習を行いました。自治体によってICT機器の環境は様々ですが、今ある環境の中で、できることを考えながら研修に臨まれていました。

 また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用について、ワークショップ形式で意見交換を行いました。実際に授業構想案を作成し、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。そして、「何を映すか?」「どう映すか?」「どう話すか?」を考え、授業をデザインすることができました。

  

<研修者の声>
・講座に参加するのが初めてだったため、どのようなことをするのかとても不安でした。しかし、分からない点があると丁寧に操作の仕方を教えていただけたことで、授業にICTを活用していきたいという意欲につなげられました。ちょっとしたトラブルを恐れず、活用していきたいです。

・他教科の先生方からICT機器を活用した授業構想案を提示していただき、自分の教科でも生かしていける方法を見つけることができました。

・ICTを活用する際には、効果的な場面をおさえて使用する必要があることが理解できました。シンプルに簡単にという視点を忘れないようにしたいです。

【専門研修】発問で授業を活性化させる英語指導講座

 令和元年11月5日(火)~11月6日(水)の2日間にわたり、教育センターを会場に、発問で授業を活性化させる英語指導講座が開催されました。教科書本文の指導において深い学びを促すために発問を用いるという指導方法についての研修でした。

 まず最初に、これまでの授業実践を振り返り、指導上の成果と課題を共有しました。

 

 

 

 

 

研修者の感想

〇 各学校での取り組みなどを知り、自分の学校でも取り入れられることが多くあると感じました。課題の克服に役立てていきたいと思います。

〇 現在自分が抱えている課題と同様の課題を持つ先生方がどのように取り組まれているかをお聞きすることが大変参考になりました。

 その後、発問の種類とその機能、使い方を模擬授業を通して理解を深めました。中学校初期~中期を想定したテキストの提示と発問、中学校後期~高等学校初期を想定した発問、高等学校後期~大学進学者を想定した発問など、学習者の熟達度に応じた指導方法を体験しました。

 午後からは、発問テクニックの第一人者でいらっしゃいます山梨大学教授の田中武夫先生をお招きして講義をしていただきました。演題は「発問を通して理解・思考・表現を促す教科書本文の指導法」でした。前半は3つの模擬授業を含めた講義、後半は実際に発問を作成してみる演習でした。田中武夫先生が工夫した発問を実演して見せてくださいましたので、研修者の先生方は体験的にその有用性を学び取ることができました。また、学んだことをすぐに生かして発問を作成してみることで、指導力の向上につなげることができました。田中武夫先生のユーモアある講義に引き込まれ、あっという間の2時間30分でした。

 

 

 

 

 

研修者の感想

〇 実際に授業例通して発問を示していただき、目から鱗でした。とてもシンプルなテキストでも、発問の工夫次第で生徒の興味や関心を刺激することができるのだと知ることができました。

〇 多くの例を見せていただき、多くの発問で導かれることで、生徒は深く考え、授業に主体的に参加できることを実感することができました。教師自身がテキストを楽しいものと捉え、生徒と楽しく授業をするようにしていきたいと思いました。

 2つの演習から学んだことを生かして研修者の先生方が模擬授業の準備を行いました。深い学びを促す教科書本文の指導をじっくりと考え抜き、自分の生徒を想定して発問を生み出していきました。教科書を通して学び取らせたいこと、考えさせたいこと、表現させたいことをていねいに練り上げていきました。

 

 

 

 

 

 

 授業の構想は2人ずつのペアになって行いましたが、模擬授業は前半と後半に分けて一人ずつ実践しました。どのペアの授業も生徒が主体的に参加することができ、積極的にテキストに向き合う授業でした。互いの発問の質の高さに刺激を受けながらも、そのアイディアを共有する価値ある時間となりました。

 

 

 

 

 

 

研修者の感想

〇 様々な授業のアイディアを共有でき、とても勉強になりました。1文ずつに焦点を当てて答えさせる発問はとても有効だと思いました。評価発問への追加情報や補助情報も用いて発問を工夫していきたいと思いました。新たに得られた気づきを改善して、自分のクラスで実行していきたいと思います。

〇 様々なアイディアを得ることができて、明日以降の授業の組み立てが楽しみになりました。

〇 同じ校種や同じレベルの教科書をもつ先生同士でペアを組ませてもらえたので、ここでの研修内容を学校に戻ってからも使用できることがとてもありがたかったです。また、他のペアからの評価を得ることで自分たちでは気付かない点を明らかにすることができました。

〇 中学校や様々なレベルの高校の先生方の授業を見させていただき、学ぶことが非常に多かったです。スライドやワークシートの作り方、授業の運び方など本当にためになることばかりでした。

【専門研修】授業力向上のためのICT活用基礎講座(県立系)

 11月1日(金)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用基礎講座(県立系)」が開催され、県内各地から18名(高等学校18名)の先生方が受講されました。
 ICT機器や授業に役立つアプリの基本的な操作について、実際にタブレット端末とプロジェクターを使用して演習を行いました。また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用についてワークショップ形式で意見交換を行いました。実際に授業構想案を作成し、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。
  

 
<研修者の声>

・ICTの基本操作や、授業で活用できるアプリを知ることができて良かったです。今日学んだ知識を生かし、授業で活用していきたいです。

・さまざまな教科でのICT活用の事例がとても参考になりました。良い点ばかりでなく、悪い点にも目を向けることで、より効果的な利用ができると思いました。

・ICTを授業の中でどのように取り入れていくのかを考えながら、指導案を作ることの大切さを学びました。言葉だけでは伝えられないことを全体で共有していくことは大切だと改めて感じました。

【専門研修】校務処理に生かす表計算活用講座

 10月10日(木)、教育センターを会場に「校務処理に生かす表計算活用講座」が開催され、県内各地から30名(小学校 2名、中学校12名、高等学校14名、特別支援学校2名)の先生方が受講されました。
 Excel2016の様々な機能に関する実践的な研修として、成績処理に生かせる関数やグラフ作成、マルチシート・グループ集計・ピボットテーブルなどについて学び、校務の効率化につながる充実した研修となりました。

   

<研修者の声>

・基本的な関数の使い方が今までよく分からなかったが、どのような場面で使用すればいいか教えていただいたので、今後の校務に生かしたい。

・すべてが使ったことのない機能で勉強になりました。驚きです。ちょっとしたことが時間の短縮になると感じました。

・複数のデータを様々な視点から分析したいときには、とても効果的だと思いました。教育相談や成績の分析に使用できそうです。

 

【基本研修】中学校・高等学校経験者研修Ⅰ 教科指導研修

  9月24日(火)~26日(木)の三日間〈1班〉と,10月2日(水)~4日(金)の三日間〈2班〉で,「中学校・高等学校経験者研修Ⅰ 教科指導研修」を実施し,県内各地から教職経験5年を経た,特別支援学校を含む中学校・高等学校の計114名の先生方が受講しました。

 資質の向上を図ることができるよう様々な講義・講話を行いました。特に,国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・家庭・英語については,中・高を通した教科の指導力を高めるため,中・高合同の教科研修の場を設けました。校種の枠を越え,互いの長所に気付いて取り入れようとしたり,系統性について改めて考え直したりする様子が見られました。

        

〈研修者の声〉

 ○変化を恐れずに,常に変わり続けたいと思います。初任のときに希望にあふれて立った気持ちを忘れずに,日々更新させていきたいです。そのためには,より専門性を高めるような研修を行っていく必要があると実感させられました。(中学校)

○小・中の先生で研修することはありましたが,高等学校の先生方と意見交流しながら研修できたことがよかったです。(中学校)

○普段の授業で疑問に思っていたことについて,どのように指導していけばよいのかという道筋がこの研修を通して見えてきました。たくさんの刺激があり,まだまだ学ぶべきことが多いという課題も分かりましたが,ポジティブにとらえて,これからも生徒のために努力できる教員として過ごしていきたいと思いました。(高等学校)

○本研修を終えて,中学校との交流により,同一教科のつながりや学び直しの機会を効果的に導入する方法を学べたことが,一番の財産となりました。(高等学校)

所報ふくしま「窓」177号Web版を発行しました

このたび当教育センターでは、所報ふくしま「窓」177号を発行しWebサイト上に掲載いたしました。

(↓こちらをクリックしてご覧ください)

所報ふくしま「窓」177号

掲載内容は以下の通りです。

(1)巻頭言「新しい時代を迎えて」 所長 渡辺 惣吾

(2)高等学校におけるアクティブ・ラーニングの視点を生かした学習指導の在り方

(3)よりよい人間関係を育む指導援助の在り方に関する研究

(4)高校英語授業にもっとスピーキング活動を!

(5)長期研究員の研究紹介

(6)令和元年度福島県教育研究発表会

(7)Webサイトご利用についてのお知らせ

たくさんの皆さんに御覧いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

【基本研修】養護教諭経験者研修Ⅰ

 9月11日(水)~13日(金)、養護教諭経験者研修Ⅰを実施し、県内の19名の養護教諭の先生方が受講しました。

 現代的な健康課題を解決するための指導力・実践力を身に付けるため、健康相談、健康教育、救急処置、学校保健組織活動などについて講義や演習に取り組み、活発な意見交換が行われました。特に不登校児童生徒への対応や救急処置、学校保健委員会の運営については、校種や学校規模の異なる養護教諭同士で意見を交流することにより、新たな視点に気づいたり、新しいアイデアを共有したりすることができ、今後の学校保健活動の活性化につながる充実した研修となりました。

 

<研修者の声>

○不登校児童生徒への具体的な対応、声かけの技術を学ぶことができ、とても充実した時間でした。

○今まで学校保健委員会について、これほどまでに柔軟に考えてみたことはありませんでした。苦しみながら作り出すのではなく、話し合うことで前向きに考えることができるのだと改めて思いました。

○他の先生方と情報交換できる機会が多くあり、新たな学びにつながることができてよかったです。今回の講義や演習で学んだことを自校の健康課題解決や職場環境向上のための実践へと生かしていきたいと思います。

 

【職能研修】教頭のためのマネジメント講座

 9月19日(木)~20日(金)に、「教頭のためのマネジメント講座」を実施し、県内各地から小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教頭先生方77名が受講しました。

 研修では、「カリキュラム・マネジメント」、「学校組織マネジメント」、「リスクマネジメント」等、組織マネジメントの発想を取り入れた、変化に対応した新しい学校づくりの考え方と手法を身につけるための講義や演習を行いました。また、「インクルーシブ教育」、「地域との連携」等、本県の教育課題に対応した幅広い視点からの学校マネジメントの在り方についての講義も今年度新たに行いました。

 マネジメント力の向上をはかり研修の成果を学校運営に生かすため、教頭先生方が真剣な眼差しで講義や演習に取り組んでいました。

  

 〈研修者の声〉

〇すべての内容が具体的であり、日々の職務にすぐに生かすことができるものでした。また、教頭職に対する意識を高めることができました。

〇他地区・他校種の教頭先生方との協議の中で様々な視点からの意見をいただき、貴重な体験を得ることができました。各講義の内容も、今後教頭職を担っていく上で大変重要なものであり有意義な研修でした。

【基本研修】中学校経験者研修Ⅱ 教科指導研修

 9月11日(水)~13日(金)の三日間,「中学校経験者研修Ⅱ 教科指導研修」を実施しました。県内各地から教職経験10年を経た34名の先生方が受講しました。

 福島県版の「校長及び教員としての資質の向上に関する指標」では,今回の受講者はステージ3であり,例えば〈使命感・情熱・向上心〉において「中堅教員としての自覚を持って自己研鑽し,主体的に職務を遂行」と示されています。そのような受講者の実践的指導力の深化を図ることができるよう,著名な講師による講義や,演習・協議等を行いました。どの研修会場も,自ら課題意識をもち,意欲的に研修に参加する様子が見られました。

     

〈受講者の声〉

○今後どんな教師になりたいのかを常に考え,常に初心にかえり,どんなことからでも学ぶ姿勢をもって自己研鑽に励みたいと思います。

○こんなにも集中して,時間をかけて教科について考えたのは久しぶりでした。教員の基本はやはり授業です。授業がうまい先生になりたいと思いました。10年を経過して,求められることも多くなるので,ミドルリーダーとしてこれからも学校で組織的にがんばっていきたいと思いました。

【専門研修】校内ネットワークの管理と運用基礎講座

 9月9日(月)・10日(火)の2日間、教育センターを会場に「校内ネットワークの管理と運用基礎講座」が実施されました。県内各地から14名(高等学校11名、特別支援学校3名)の先生方が受講されました。
 WindowsServer2012の管理・運用の基礎として、ActiveDirectoryの概要やユーザやコンピュータの管理、アカウントポリシーやグループポリシーの設定について、演習を中心に進めました。各学校で運用しているコンピュータの管理に役立つ実践的な内容であり、受講された先生方も熱心に研修に取り組んでいました。

  

 <研修者の声>

・ネットワークの接続方法やクライアントへの周知や探し方、ドライバの入れ方などいろいろ学べたのでよかった。

・校内サーバのしくみやネットワーク環境をよく分からないまま業務にあたっていた。今回の研修に参加することで、これまでやってきた操作の本質を理解することができた。

・今回学んだことを学校に戻ってから活かすことで、情報セキュリティを高め、他の先生方も安心して校務を運営できるようサポートしていきたいと思う。

 

 

 

 

令和元年度小学校外国語活動・外国語科講座

 令和元年9月5日(木)~6日(金)の二日間で、小学校外国語活動・外国語科講座が開催されました。小学校は来年度より新学習指導要領が全面実施されますが、外国語活動および外国語は時数が増加し、その内容においても大きく変わります。明日の授業ですぐに実践できる研修として講義とワークショップを実施しました。

 まず、日ごろの授業実践の成果と課題を共有し、課題の焦点化を図りました。その後の講義で、新学習指導要領に沿った授業展開を実際に体験し、解説とともに理解を深めました。そして、文部科学省初等中等教育局視学官の直山木綿子先生をお招きし、「言語活動を通した『聞くこと』『話すこと』『読むこと』『書くこと』の指導法」と題して講義をいただきました。様々なエピソードや体験談を交えて具体的にお話しいただきましたのでイメージしやすく、外国語教育に対する考えや授業改善の視点を改めることができました。また、直山先生が持ち合わせる熱い情熱と力強いメッセージにすぐに引きつけられ、充実した講義となり時間がとても短く感じました。

 

 

 

 

 

 

 その後、ペアになり、模擬授業を実施しました。講義で得た視点や指導法を積極的に取り入れ、アイディアあふれる授業となりました。

 

 

 

 

 

 

 研修者の感想

〇 外国語活動や外国語科の指導への意識を変えることができ、とても有意義な研修でした。また、子どもたちの目線に立って授業について考えることができて、ともて楽しく、あっという間の研修でした。

〇 Let's Try!やWe Can!を用いてどのように活動を構成していくのかを考えることができました。受けた講義をもとにして活動の流れを考えることもできました。実際に模擬授業をやる上で改善していく点が明確になりました。

 

【職能研修】小・中学校におけるキャリア教育実践講座

 9月2日(月)~3日(火)に、「小・中学校におけるキャリア教育実践講座」が開催され、県内各地から36名(小学校22名、中学校14名)の先生方が受講されました。
 「実社会から見た学校教育への期待」「基礎的・汎用的能力を育む教育課程」「キャリア発達理論とキャリアカウンセリング」等の講義題で,県内各地から多彩な講師をお迎えし,キャリア教育の在り方について学びました。また,自校における実践的・体験的学習活動の取組を基に,教科横断的な視点を取り入れた年間指導計画を作成する演習等も行いました。キャリア教育の視点で教育活動を捉え直すことで,子どもたちの学びをより充実させることができると実感した研修となりました。

 〈研修者の声〉

○講師の先生方のお話がとても分かりやすく,勉強になった。今行っている教育活動の中にたくさんのキャリア教育の要素があり,それをうまく活用していくことが大切だと分かった。

○子どもたちにとって一番身近と言える職業である「教員」。一人一人の自己実現に向けて,「働くって楽しいことだよ」を体現しているか,改めて自分自身を見つめることができた。