教育センターの今
令和2年度初任者研修・新規採用研修研修の手引等を掲載しました
以下の研修について、研修の手引、補助資料、研修テキスト、研修資料、各種様式を掲載しました。
令和2年度
・幼稚園等新規採用教員研修
・小・中学校初任者研修
・高等学校初任者研修
・新規採用養護教諭研修
・新規採用学校栄養職員研修
・小・中学校2年次教員フォローアップ研修
・高等学校2年次教員フォローアップ研修
令和2年度 経験者研修Ⅰの様式を追加掲載しました。
所報ふくしま「窓」178号Web版を発行しました
このたび当教育センターでは、所報ふくしま「窓」178号を発行しWebサイト上に掲載いたしました。
(↓こちらをクリックしてご覧ください)
載内容は以下の通りです。
(1)巻頭言「どうして先生方は、こんなにも忙しいのか -働き方改革の先に-」 次長兼総務管理部長 菅野 昭人
(2)小学校プログラミング教育
(3)「生徒指導上の諸課題に関する調査」結果から見えるもの ~よりよい人間関係を育む指導について~
(4)ICTを活用した保健体育科の授業づくり講座
(5)小学校理科におけるプログラミング体験
(6)音楽科専門研修講座紹介
(7)令和元年度福島県教育研究発表会(御礼)
(8)来年度の研修講座から
たくさんの皆さんに御覧いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
令和2年度 経験者研修Ⅰ・経験者研修Ⅱの手引、様式等を掲載しました
令和2年度 経験者研修Ⅰ・経験者研修Ⅱの手引、様式等を掲載しました。
掲載した校種等は次の通りです。
・幼稚園等教諭(経験者研修Ⅱのみ)
・小・中学校教諭
・高等学校教諭
・養護教諭(経験者研修Ⅰの様式集は後日掲載いたします。)
・学校栄養職員(経験者研修Ⅱのみ)
教育センター本館屋上防水改修工事にともなう進入・退出経路について
当センターでは、1月末から3月末の期間、本館屋上防水改修工事を予定しております。この期間中に研修等で当センターにお越しの方は、進入・退出経路について、メニューにあるセンター概要の中のアクセスからご確認下さい。
令和元年度「福島県の情報教育の実態等に関する調査」結果について
令和元年度 福島県教育研究発表会
「明日の福島の教育をつくる」をスローガンに、福島県教育研究発表会が、11月28日(木)に当センターにおいて開催されました。
県内の小・中・高等学校における優れた研究実践や当センターのチーム研究及び長期研究員による研究、合わせて18の研究発表が行われました。また、「『深い学び』の実現に向けて」の演題で、国立教育政策研究所初等中等教育研究部 総括研究官 山森 光陽 氏の御講演が行われました。
おかげさまで、御来賓を含め223名の皆様に御参加いただき、無事終了することができました。御後援をいただきました福島県小・中学校長会、福島県高等学校長協会、御臨席を賜りました来賓の皆様、そして、御参加いただきました県内外の教職員及び学生の皆様に、厚くお礼申し上げます。
令和元年度福島県教育研究発表会の最終案内を掲載しました。
令和元年度福島県教育研究発表会の最終案内を掲載しました。
福島県教育研究発表会のページより御確認ください。
【専門研修】授業力向上のためのICT活用基礎講座(義務系)
11月14日(木)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用基礎講座(義務系)」が開催され、県内各地から13名(小学校6名、中学校7名)の先生方が受講されました。
ICT機器や授業に役立つアプリの基本的な操作について、実際にタブレット端末とプロジェクターを使用して演習を行いました。自治体によってICT機器の環境は様々ですが、今ある環境の中で、できることを考えながら研修に臨まれていました。
また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用について、ワークショップ形式で意見交換を行いました。実際に授業構想案を作成し、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。そして、「何を映すか?」「どう映すか?」「どう話すか?」を考え、授業をデザインすることができました。
<研修者の声>
・講座に参加するのが初めてだったため、どのようなことをするのかとても不安でした。しかし、分からない点があると丁寧に操作の仕方を教えていただけたことで、授業にICTを活用していきたいという意欲につなげられました。ちょっとしたトラブルを恐れず、活用していきたいです。
・他教科の先生方からICT機器を活用した授業構想案を提示していただき、自分の教科でも生かしていける方法を見つけることができました。
・ICTを活用する際には、効果的な場面をおさえて使用する必要があることが理解できました。シンプルに簡単にという視点を忘れないようにしたいです。
【専門研修】発問で授業を活性化させる英語指導講座
令和元年11月5日(火)~11月6日(水)の2日間にわたり、教育センターを会場に、発問で授業を活性化させる英語指導講座が開催されました。教科書本文の指導において深い学びを促すために発問を用いるという指導方法についての研修でした。
まず最初に、これまでの授業実践を振り返り、指導上の成果と課題を共有しました。
研修者の感想
〇 各学校での取り組みなどを知り、自分の学校でも取り入れられることが多くあると感じました。課題の克服に役立てていきたいと思います。
〇 現在自分が抱えている課題と同様の課題を持つ先生方がどのように取り組まれているかをお聞きすることが大変参考になりました。
その後、発問の種類とその機能、使い方を模擬授業を通して理解を深めました。中学校初期~中期を想定したテキストの提示と発問、中学校後期~高等学校初期を想定した発問、高等学校後期~大学進学者を想定した発問など、学習者の熟達度に応じた指導方法を体験しました。
午後からは、発問テクニックの第一人者でいらっしゃいます山梨大学教授の田中武夫先生をお招きして講義をしていただきました。演題は「発問を通して理解・思考・表現を促す教科書本文の指導法」でした。前半は3つの模擬授業を含めた講義、後半は実際に発問を作成してみる演習でした。田中武夫先生が工夫した発問を実演して見せてくださいましたので、研修者の先生方は体験的にその有用性を学び取ることができました。また、学んだことをすぐに生かして発問を作成してみることで、指導力の向上につなげることができました。田中武夫先生のユーモアある講義に引き込まれ、あっという間の2時間30分でした。
研修者の感想
〇 実際に授業例通して発問を示していただき、目から鱗でした。とてもシンプルなテキストでも、発問の工夫次第で生徒の興味や関心を刺激することができるのだと知ることができました。
〇 多くの例を見せていただき、多くの発問で導かれることで、生徒は深く考え、授業に主体的に参加できることを実感することができました。教師自身がテキストを楽しいものと捉え、生徒と楽しく授業をするようにしていきたいと思いました。
2つの演習から学んだことを生かして研修者の先生方が模擬授業の準備を行いました。深い学びを促す教科書本文の指導をじっくりと考え抜き、自分の生徒を想定して発問を生み出していきました。教科書を通して学び取らせたいこと、考えさせたいこと、表現させたいことをていねいに練り上げていきました。
授業の構想は2人ずつのペアになって行いましたが、模擬授業は前半と後半に分けて一人ずつ実践しました。どのペアの授業も生徒が主体的に参加することができ、積極的にテキストに向き合う授業でした。互いの発問の質の高さに刺激を受けながらも、そのアイディアを共有する価値ある時間となりました。
研修者の感想
〇 様々な授業のアイディアを共有でき、とても勉強になりました。1文ずつに焦点を当てて答えさせる発問はとても有効だと思いました。評価発問への追加情報や補助情報も用いて発問を工夫していきたいと思いました。新たに得られた気づきを改善して、自分のクラスで実行していきたいと思います。
〇 様々なアイディアを得ることができて、明日以降の授業の組み立てが楽しみになりました。
〇 同じ校種や同じレベルの教科書をもつ先生同士でペアを組ませてもらえたので、ここでの研修内容を学校に戻ってからも使用できることがとてもありがたかったです。また、他のペアからの評価を得ることで自分たちでは気付かない点を明らかにすることができました。
〇 中学校や様々なレベルの高校の先生方の授業を見させていただき、学ぶことが非常に多かったです。スライドやワークシートの作り方、授業の運び方など本当にためになることばかりでした。