教育センターの今

【専門研修】「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間の授業づくり講座」を実施しました

11月25日(月)に、専門研修「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間の授業づくり講座」が実施されました。
午前中は、小学校、中学校及び高等学校の先生方が情報を共有し合い、各学校課題の改善策を検討しました。午後は、福島大学の宗形潤子先生を招いて演習などを行いました。宗形先生の講話を基に、研修者の皆さんが話合い、さらに改善策をブラッシュアップすることができました。
各校種、各学校において、探究の風が吹き始めています。来年度も本講座を開催予定ですので、ぜひ教育センターで学びませんか?

    

(研修者の声)

〇午前と午後を通して、グループで考える活動では様々な校種や地域の先生方と時間を共有でき、自分自身の困り感についても照らし合わせながら考えることができた。今回学んだことを踏まえ、今年度を振り返りながら次年度以降につなげていきたいと思う。「自走」や「自分事」など日頃考えていることについて、様々な視点や経験の話を聞くことができてよかった。これからも自分だけでなく、周りの方々と話しながら進めていきたい。

〇グループで「探究とは?」というテーマを設定して、各校の総探の状況について共有した中で、「教員間の情報共有」等、学校としての総探の体制構築の重要性について学ぶことができた。担当者・学年に任せきりという状況に陥らず、学校として探究にどう取り組むか、研修の機会や話し合う機会を持ちたいと思った。

〇宗形先生の講義を受けて、自分たちが総合を自走させていくためにはどのようなことをしていけばよいか、具体的なところを出し合った。また、「8つのコツ」をもとに、今年度や来年度自校でできそうなところややってみたい夢などを出し合うことができた。個人的には、教師がブレブレだと子どもも何をやっていいか分からないところがあると思うので、改めて自分はどんな資質・能力を育てたくて総合学習を行っているのかを今一度考えたい。

【専門研修】「学校が変わる!解決志向で取り組む学校教育相談実践講座」が実施されました

   11月11日(月)「学校が変わる!解決志向で取り組む学校教育相談実践講座」を開催しました。県内各地から、24名(小学校5名、中学校7名、高等学校11名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。先生方はまず、「解決志向アプローチ」という「解決」に焦点をあてた心理アプローチについて学びました。その後は、解決志向アプローチを基にした相談面接とチーム会議について、演習を通して実践的に学びました。「解決志向アプローチ」を軸とした一日の研修を通して、これまでの児童・生徒への関わりや指導・支援について振り返る先生方の様子が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                             〔研修スライドより〕

 〈研修者の声〉

・枠に収まらない子どもたちについて、ついつい注意していたことが、いかに多かったか気付けました。リソース探しは大切だとは頭では分かっていたけれど、十分ではなかったと改めて感じました。リソース探しからスタートすることで、重くなりがちな教育相談が明るく前向きな取り組みにすることができることを、たくさんのワークを通して実感できました。

・演習をしてみて、やはり私たちは生徒への期待が大きく、目標設定を高めにしてしまうのだと実感しました。実際に質問を受けた後で目標を設定し直すのもとてもいい方法だと思いました。ブレーンストーミングで出るたくさんの意見は具体的ですぐできそうな小さな実践案が多く、リソースを活用してのスモールステップを見つけることができるのがとても有効なチーム会議だと学びました。

・具体的な会議の持ち方の例を実際に見せていただき、よく分かりました。なんだか、会議を変えて、学校を変えていけるような気がしました。職場での小さな変化を積み上げていこうと思います。ありがとうございました。

 

【専門研修】授業力向上のためのICT活用実践講座(義務系)

11月5日(火)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用実践講座(義務系)」が開催され、県内各地から32名の先生方が受講されました。
 「ICT機器の取扱い」や「授業における効果的な活用方法」についてでは、Googleアプリを使い,クラウド環境を校務や授業にいかしていくために,URLの共有を中心に演習を行いました。また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用についての「ワークショップ」では,研修内容をもとに,授業でどのように活用することができそうか意見交換を行いました。授業での活用について具体的に考え,意見交換することを通して,ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。

  

 

 

 

 

 

(研修者の声)

・従来の授業では全て教師主導であったが、これからは、「課題を提示(教師)→子どもが自分で学習スタイルを選択して進める(個人・協働)」というスタイルになるので、これを実際の授業に生かしていきたい。個人→協働→個人 という学習スタイルもあり、他の児童のやっていることを参照して、聞きに行ってもよい。ただ、これを実践するためには、教職員の研修と働き方改革が重要であることも分かった。当学校のDX化を進めるために、本研修で学んだことを生かしたい。

・働き方改革、先生の仕事をどのように改善していくか、そこにICTが大きく貢献すると以前から考えています。今回の講座は、まさにそのポイントを踏まえていると思います。今回の講座だけでなく、ICTの可能性を今後も学んでいきたいです。

・まずは、授業改善やよりよい学習指導の実現に向けて、自校の実態に合わせて実践できるようにしたい。研修主任として、本校の先生方に伝達し、学校全体で活用していけるとよいと感じた。校務運営についても、効率化を図るために役立つ方法を知ることができたので、活用していきたい。アイデア次第では、まだまだ活用を図れると思うので、自分で活用方法を探っていくとともに、校内全体でも情報の共有を図っていきたい。

【専門研修】「児童・生徒が音楽を好きになる!歌唱指導法講座」を実施しました

11月7日(木)に「児童・生徒が音楽を好きになる!歌唱指導法講座」を開催し、県内各地から19名(小学校9名、中学校7名、高等学校2名、特別支援1名)の先生方に受講いただきました。

昨年度に引き続き合唱指導者の田中安茂先生にご指導いただきました。今回も様々な演習を通して、歌唱や合唱を指導する上で重要なポイントを、論理的な面と心理的な面から丁寧にご指導いただきました。研修者が指揮者となり、田中先生から直接ご指導いただく場面も多く、非常に多くのことを学んだ研修となりました。

     

〈研修者の声〉
・生徒の意欲を高めるためのヒントを、様々な視点から学ぶことができました。目の前の生徒の状態を見て(聴いて)、音楽的な面と心(精神的な)の面から、どのような指導が有効か具体的な対応策を実践を通して学べました。
・歌が苦手なので思い切ってこの講座に参加しました。講義を通して、今まで出したことがない自分の声に驚くとともに、音楽の奥深さに触れられたことや歌う前に音楽は人と人をつなげるものなんだな、と自分と音楽の関わりについて考えることもできました。荒れ気味の我がクラス(小4)でも大人がつい夢中になった様々な声の出し方やリズム遊びに触れ、いつのまにか豊かな人間関係を築けていたぞ、が理想・目標になりました。
・「音楽の授業は安心感の上に成り立っている」ということを教えていただき、学級経営に合唱を位置付けていけるような教師になりたいと思った。今回の講義・演習は教師人生のターニングポイントになるような感動するものだった。

【専門研修】児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間授業づくり講座について

 

以下の専門研修について、内容の一部を変更しました。

【小・中・高等学校総合的な学習・探究の時間講座】

 ◆児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間授業づくり講座

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 B37 )を確認してください。

【専門研修】 スマホ時代のいじめの理解と対応講座が実施されました

  10月17日(木)「スマホ時代のいじめの理解と対応講座」を開催しました。県内各地から、39名(小学校8名、中学校8名、高等学校23名)の先生方が受講されました。午前の講義・演習「いじめ対策推進法といじめの現状理解」では、法や法に基づいたいじめへの組織的対応の在り方、いじめの現状等について理解を深めました。午後は宮本国際法律事務所の弁護士 真下麻里子様にご講義いただきました。法の観点から「先生方は自分を尊重してよい」「抱えるボールを小さくするのが専門家」といったお話は研修者に強く印象に残った様子でした。また、いじめの予防授業、いじめが起きた後の聴き取り等、具体的にご教授いただきました。最後には研修者からの質問に真下先生が丁寧に回答される場面もありました。一日を通して、これまでのいじめにおける児童・生徒への指導・支援について振り返る先生方の様子が見られました。

 

 

 

 

 

   

〈研修者の声〉

・最新のいじめの事例について、いじめの理解、法の理解の視点から説明していただいたのが大変 よかった。文科省の研修動画は、小学生もスマホを持つ現代において今後このような事案が増えるのだろうという危機感を感じることができた。受容傾聴のロールプレイを行ったときは、今まで自分が児童にしてきたことを反省させられた。

・他者を尊重する上では自分を尊重することが重要となることを学んだ。また、教育のプロとして職責を明らかとすることが必要であり、その上でリスク管理を行いながら子供一人ひとりの安全を守っていくことの重要性について改めて考える機会となった。

・法律は「すべての個人を尊重すること」であり、「自分を尊重し、相手を尊重する視点」をもった教育が、生徒指導やいじめを予防する視点につながっているということが研修における一番の学びであった。

 

 

【県北地区】小・中学校初任者研修 地区別研修A(授業研修②)について

【県北地区】の以下の研修について、会場を決定し、日程・内容、留意事項の一部を変更・追加しました。

◆小・中学校初任者研修(地区別研修A 授業研修②)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K08 )を確認してください。

【専門研修】授業力向上のためのICT活用実践講座(県立系)

 

10月15日(火)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用実践講座(県立系)」が開催され、県内各地から69名の先生方が受講されました。
 「ICT機器の取扱い」や「授業における効果的な活用方法」についてでは、Googleアプリを使い,クラウド環境を校務や授業にいかしていくために,URLの共有を中心に演習を行いました。また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用についての「ワークショップ」では,研修内容をもとに,授業でどのように活用することができそうか意見交換を行いました。担当教科の授業で具体的に考え,意見交換することを通して,ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。

 

 

 

 

 

 

<研修者の声>

・ICT機器を活用して情報共有することでリアルタイムに進捗状況を把握することができると感じた。また、情報活用能力は学習を進めるうえでの基礎になる。1人1台端末を所持していることから我々教員がまずはICT機器の効果的な活用方法を学ぶ必要がある。今回の研修で学んだことを授業で実践し、生徒の深い学びにつなげていきたい。

・ICT機器の利便性や有用性から、それらを活用した授業が必要であることはずっと言われており、その土台の情報活用能力の育成は教科を問わず皆が関わらなければならないことだと感じた。その中でも自分の教科でその礎を築かせることができれば、ほかの教科での学習にも活用でき、最終的に生徒のためになる。積極的に活用するだけでなく、活用の流れの構築なども含めて実行し、生徒の能力を3年間かけて育成できる人材になりたい。

・まず自分が楽しみながら受講できたように思う。本当に情報機器の扱いが苦手で、講義に遅れないようにと気を付けていたが、意外と理解しながら進められ、これなら授業で活用してみたいと思える場面が想定できた。実技メインの教科のためなかなか踏み込めないでいた分野なのですが、このURLの共有の仕方はすごく覚えやすく、教材と結びつけながら展開できそうだと思った。

 

【会津・南会津地区】地区別研修A(特別支援学校研修)について

【会津・南会津地区】の以下の研修について、日程・内容の一部を変更しました。

◆小・中学校初任者研修
◆新規採用養護教諭研修(小・中)
◆新規採用学校栄養職員研修

(地区別研修A 特別支援学校研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K11 )を確認してください。

【いわき地区】地区別研修(社会奉仕等体験研修)について

【いわき地区】の以下の研修について、研修講座要項を掲載しました。

◆高等学校初任者研修
◆新規採用養護教諭研修(高)
(地区別研修A 社会奉仕等体験研修)
◆公立学校実習助手初任者研修
(地区別研修 社会奉仕等体験研修)

 

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K22 )を確認してください。

【専門研修】不登校の理解と対応講座が実施されました

 9月25日(水)「不登校の理解と対応講座」を開催しました。県内各地から、56名(小学校14名、中学校15名、義務教育学校1名、高等学校21名、特別支援学校5名)の先生方が受講されました。福島大学 特任教授 安部郁子先生にご講義いただき、発達段階や子どもの環境を踏まえた不登校の理解と対応、児童生徒の自尊感情を高める「心の授業」についてご教授いただきました。また、最後には先生方からの質問に安部先生が丁寧に回答される場面もありました。これまでの不登校児童・生徒の支援について振り返るとともに、改善すべき点や新たに取り組んでみたい点を考える先生方の様子が見られました。

〈研修者の声〉

・演習では、高校の先生方とも意見を交換する事ができました。他の学校の先生方も不登校の生徒に対する対応で悩んでいる事を知ることができ、少し気持ちが楽になりました。また、不登校防止の方法や魅力ある学校について先生方と意見を出し合うことで、それぞれの学校で取り組んでいる取り組みについても知ることができました。

・心の授業の体験を通して実感を得ながら児童生徒にいかに自尊感情を抱かせ、居場所を作っていけるようにするのかを再度考え、自身の取り組みを見つめ直すことで視野を広げることができた。また、様々な事例や予防策について話をすることができ、具体性をもって考えを深める機会になった。これからの教育活動に生かしていけるよう学び続けていきたい。

・最後の質疑応答がとても有意義であった。保健室登校をしている生徒についてクラスの生徒への説明の仕方など、大変参考になった。また本校では毎年、「心の授業」を活用している。自己肯定感の低い生徒が多い中、自尊心が育まれ、高いまま継続する効果があるとお聞きし、より活用を続けたいと思った。

 

 

 

【専門研修】校務処理に役立つ表計算活用講座が実施されました

9月30日(月)に「校務に役立つ表計算活用講座」が開催され、県内から54名の先生方が、受講されました。今年度は、初級・中級・上級のコースを受講者が選択し、それぞれのペースで講義・演習が行われました。初級・中級ではExcelを中心とした関数やグラフの作成、グループ集計等について、上級では、VBAについて演習を行いました。

<受講者の声>

〇日頃から「これができたらいいのにな」と思っていたことが、関数を使うとできてしまい、そしてこれからは活用できるようになることを大変うれしく思う。特に成績処理、通知表関係、指導要録、個別懇談での資料など、活用できる場面が増え、校務の効率化に役立てることができそうである。

〇Googleフォームを使ったアンケートの集計方法や関数を活用した集計方法等、今後の校務に役立てていけるようなことをたくさん学ぶことができた。仕事に追われ、じっくりExcelに向き合って学ぶ時間がなかったので、とても有意義な研修となった。

〇今まで使用していなかった関数について使用方法を知ることができ、より良い表の作成ができるようになると感じた。また、フラッシュフィルなどの機能により、手作業で時間をかけて行っていたものを簡単に行うことができた。Excel の機能を活用して校務を短時間で終えられるように工夫していきたい。

【県北地区】地区別研修A(特別支援学校研修)について

【県北地区】の以下の研修について、日程・内容の一部を変更しました。

◆小・中学校初任者研修
◆新規採用養護教諭研修(小・中)
◆新規採用学校栄養職員研修

(地区別研修A 特別支援学校研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K11 )を確認してください。

【相双地区】地区別研修A(特別支援学校研修)について

【相双地区】の以下の研修について、準備物・留意事項の一部を変更しました。

◆小・中学校初任者研修
◆新規採用養護教諭研修(小・中)
◆新規採用学校栄養職員研修

(地区別研修A 特別支援学校研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K11 )を確認してください。

【専門研修】体験的に学ぶ人間関係づくり講座が実施されました

9月9日(月)「体験的に学ぶ人間関係づくり講座」が開催され、県内各地から、33名(小学校12名、中学校6名、義務教育学校2名、高等学校13名)の先生方が受講されました。午前は、「校種共通編」として、午後は小・中学校と高校に分かれての講義・演習を行いました。発達支持的生徒指導の視点から、構成的グループエンカウンターやプロジェクトアドベンチャー等の活動を体験的に学びました。実際に体験して感じたことや気付いたことについて対話を通して共有し、学びを深める先生方の様子が見られました。 
 
 
〈研修者の声〉

・生徒指導提要の改訂にもあるように、予防教育は重要であると考えています。その中で人間関係をつくるため、スキルを身につけるための手立てを日々考えながら子どもたちと関わっておりました。そのような中で、構成的グループエンカウンターやスリンプル・プログラムなど、演習を通して学ぶことができ、自身の授業などでも活用していけそうです。ありがとうございました。

・信頼関係を築く上では、相手への思いやりの行動が重要であることをトラストウォークを体験することで実感した。たとえ失敗しても仲間と作戦をたて挑戦し成功に導くプロジェクトアドベンチャーを通し、「なぜできないか」ではなく「どうしたらできるか」を考えることの大切さを体験した。活動の中では、相手の素晴らしさを認めたり、集団の中での自分自身の役割を考えることもできた。勝ち負けに拘っていては見えないものが見えた。

・心のSOSへの対処については大変勉強になった。今日実際にロールプレイングをした「心の苦しさを打ち明けられた時」のやり方について、生徒に寄り添った話し方がいかに重要であるかを体験し勉強になりました。実際の教育現場で気を付けて発言したい。

【県中・県南地区】地区別研修(一般研修Ⅱ)について

【県中・県南地区】の以下の研修について、会場を決定しました。

◆高等学校初任者研修(地区別研修A 一般研修Ⅱ)

◆新規採用養護教諭研修(高)(地区別研修A 一般研修Ⅱ)

◆公立学校実習助手初任者研修(地区別研修 一般研修Ⅱ)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K19 )を確認してください。

「スマホ時代のいじめの理解と対応講座」における講座聴講の実施について

当センターでは教職員の資質や指導力の向上を図るため、「スマホ時代のいじめの理解と対応講座」において下記の通り講座聴講を実施することとしました。

●日時と内容

 2024年10月17日(木) 13:00~15:45

講義・演習 「いじめ対応と未然防止」   講師  宮本国際法律事務所 弁護士 真下 麻里子 様

●場所

福島県教育センター 1棟5階 講堂

● 募集人数
 10名  ※ 希望人数によっては、調整する場合もあります。

●申込方法
研修受講履歴記録システム及び教員研修プラットフォーム(Plant)による
   ※ 学校管理職は、所属教職員の聴講申込について承認または否決の操作をお願いします。なお、市町村教育委員会の承認操作は不要です。
   ※ 締切は10月7日(月) 17:00とします。

 

その他詳細につきましては資料をご覧ください。

【専門研修】社会科・地理歴史科・公民科における社会に参画する力を育成する授業づくり講座を実施しました

8月26日(月)福島県教育センターを会場に専門研修「社会科・地理歴史科・公民科における社会に参画する力を育成する授業づくり講座」を開催し、県内の中学校・高等学校・特別支援学校の先生方16名が受講されました。筑波大学の唐木清志先生をお招きして「社会に参画する力を育成する学習指導の在り方」と題した講義と「社会に参画する意識を高める授業づくり」をテーマとした協議・演習を通して、授業力の向上を目指した研修を行いました。

  

<研修者の声>
〇社会に参加する力を養うとはどういうことか、どのような実践があるのか、などを学ぶことができました。具体的には4つの観点やシビックプライドなど、授業をつくる上で大事な視点を学ぶことができました。生徒の社会参画に対して社会科の授業の役割はかなり大きいことを再認識したので、使命感を持って授業づくりに励んでいきたいです。
〇特別支援学校で担任をしている生徒に置き換えて話を聞かせていただきました。知的障がいを有する生徒たちにとっての「社会参画」とは何かを考えさせていただきました。特に「当事者意識」をどうもたせることができるか、課題解決的な学習にどう取り組むか、単元構想の段階でしっかりと題材や発問の精選を行いながら実践をしていきたいと思います。
〇同じ班の先生方とお互いに作成した学習指導案を読み込み、意見を出し合うことができた。1人の学習指導案を選んで改善していく際に、午前中に学んだことを十分に生かすことができた。自分が作成した学習指導案を自ら改善していくことは、自分のスキルアップとしてよいが、他者が作成した学習指導案を複数で見つめて改善していく活動は、より良い学びの機会となった。

【専門研修】小学校プログラミング教育を取り入れた授業づくり講座

 8月28日(水)に、教育センターにおいて、「小学校プログラミング教育を取り入れた授業づくり講座」が開催され、県内から5名の先生方が受講されました。

 小学校におけるプログラミング教育の概要や学習活動についての講義、プログラミングソフトの基本的な操作についての演習、高等学校「情報Ⅰ」の情報提供、理科におけるプログラミング学習を取り入れた教材などの紹介を行いました。

 また、具体的な学習活動の演習として、算数科・総合的な学習の時間におけるプログラミング学習を取り入れた授業について実際に先生方に体験していただきました。特に、プログラミングでロボットを動かす体験は、授業にどのように取り入れていくことができるかについて、子どもたちの目線で考えながら研修に臨まれていました。意図した動きとなるように何度もトライ&エラーを繰り返しながら取り組む先生方の姿がとても印象に残りました。

 

 

 

 

 

(研修者の声) 

・実際に、プログラミング体験を通して、頭の中でイメージしていたプログラムを『ロボットを動かす』ことで、より自分がやりたかった動きをしているか確認するのに良いと感じた。子どもたちにどんな目的をもって取り組ませたいかを大切にしていきたい。
・今までは、ICT支援員の方にscratchやレゴマインドストームを活用したプログラミングの授業を担当していただいていて、自分自身よくわかっていなかったが、実際に操作したり教えてもらったりしたことで、理解を深めることができた。
・今後の小学校教育において、プログラミング教育は重要な位置付けになってくるのだと感じた。授業者がプログラミング的思考を意識しているどうかで、成果も変わってくるのだと思った。

  

【専門研修】 学校教育相談基本講座が実施されました

 8月2日(金)「学校教育相談基本講座」が開催され、県内各地から、54名(小学校16名、中学校9名、高等学校28名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。午前の部では、教育相談の意義や相談面接について、研修者同士の対話や演習を通して学びました。午後の部では、会津大学教授の苅間澤勇人先生にご講義いただき、Q-Uを基にした児童生徒個々の理解と学級集団の理解の仕方について学び、実態に応じた支援策等について真剣に考える様子が見られました。

〈研修者の声〉
〇自分が行ってきた教育相談を振り返ると、「課題予防的教育相談:課題早期発見対応」や「困難課題対応的教育相談」の方が多かったので、児童の自己指導能力を育成し、自己実現につながるようにする観点からも、「課題未然防止教育」や「発達支持的教育相談」の割合をより増やしていこうと再認識しました。また、教育相談の時だけでなく、普段から共感的・受容的な態度で接していくことで、児童と信頼関係を築いていくことの重要性も感じました。

〇実際の演習を通して、「児童とどのように向き合っていけばよいのか」や「児童が心を開いて話してくれるためにどのような手立てが必要になるのか」について班の先生方や自分自身で考えることができた。また、ホワイトボードを活用した班の意見交流では、多くの先生方が色々な相談を受けたり、多くの悩みを抱えていることを知ることができた。2学期からの指導に活かせる部分が多くあった充実した研修であった。

〇児童生徒理解と学級集団理解について、理論的に学ぶことができました。普段現場でクラス経営や教育相談に取り組む中で疑問に思ったり不安に思ったりすることをQ-Uがデータとして示してくれることがわかり、今後は活用していきたいと思います。講義の中で特に印象に残ったのは学級集団の型です。どのような集団の育成方法があるかについては、高校籍でこれまで深く追求したことがなかったので、大変勉強になりました。

〇Q-Uの検査項目である、①やる気②いごこち③日常の行動について、一人一人の結果をもとに援助の仕方を見極めることの必要性を感じた。認知・行動・感情のどの部分からアプローチするかは発達段階や子どもの抱える問題によっても異なってくる。適切な援助をするためにも、教師として、日頃から児童とのコミュニケーションを大切にして信頼関係を築いていくということが大切であると改めて感じた。

【県南地区】地区別研修A(授業研修②、へき地校研修)について

【県南地区】の以下の研修について、準備物等を追加しました。

◆小・中学校初任者研修(地区別研修A 授業研修②)  K08

◆小・中学校初任者研修(地区別研修A へき地校研修) K09

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K08 K09 )を確認してください。

【専門研修】「言葉による見方・考え方」を働かせ、深い学びを実現する中学校国語講座を実施しました

8月5日(月)に、専門研修「『言葉による見方・考え方』を働かせ、深い学びを実現する中学校国語講座」が開催され、県内各地から多くの先生方が受講されました。講座では、教科書教材の教材研究及び単元構想を通して「言葉による見方・考え方」を働かせた深い学びのある国語科授業づくりを考えました。また、協議や授業構想演習では、先生方が「言葉」にこだわる授業の充実に向けて熱心に議論を重ねる姿も多く見られました。

    

【受講者の声】

〇国語教育のあり方として、今後どのように進めていくべきかを確認することができた研修であった。まだまだ教材の読み込みが浅く、生徒の活動まで落としきれない部分があったので、普段から、意識的に言葉に注目しながら教材を私自身がつかんでいくことを大切にしたい。また、他の先生方との話し合いの中で、自分の中にない視点で授業をされてきた話もうかがうことができた。

〇今まで言葉にこだわることが大切だとは理解しつつも、内容を教えることが多かったと過去を振り返る良いきっかけとなった。日常生活は勿論、どの授業でも言葉を扱う中で、より一層言葉に着目させ、「考える方法」を獲得させ、言葉への自覚(感度)を高める必要性を改めて感じた。

〇今回の研修において、「言葉による見方・考え方」を働かせる授業作りの基本について具体例を交えながら丁寧に確認してくださり、さらに協議や演習を通して少しでも学びを生かしながら実践練習をすることができ大変有意義だと感じました。また、協議や演習を通して、探究的な学びの推進における教員の熱意や行動、実践が子どもたちの取り組みや意欲に大きな影響を与えると感じました。実際に、対話を通じて先生方の素晴らしい経験や熱意から新たなアイディアや刺激をいただくことができ、改めて対話の重要性を感じることができました。

【専門研修】子どもたちが支え合い、高め合う学級をつくる学級活動講座を実施しました

7月24日(水)に、専門研修「子どもたちが支え合い、高め合う学級をつくる学級活動講座」が開催され、県内各地から多くの先生方が受講されました。
講座では、受講者同士の実践を基にした協議や演習、教育実践アドバイザーの清水弘美先生による講義などを通して、先生方が特別活動指導の充実に向けて熱心に取り組む様子が多く見られました。

    

【受講者の声】

〇特活を実践していくことでこんなにすてきなことができるんだと希望をもらいました。特活を充実させたいと思っていて、それなりにやってみてはいますが、今回の研修で分かっていなかった部分が多かったので、そういうのを分かってやるのとただやるのではだいぶ違うのではないかと思いました。もう一度、目的をよくとらえ直し、子どもたちへの対応の仕方を考え直し、計画を立て直していきたいと思いました。

〇学級経営において「学級活動」の重要性をあらためて認識した。生徒の居場所としての学級であるために,生徒自身が感じていることや考えていることを大切にして活動したり実践できたりする場であることを保障しなければならない。そのしかけをいかに作れるか,「願ってねらって育てる」という視点を大切にしていきたい。現在勤務している中学校,担当学年の実態を踏まえて,効果的に特別活動を実施する方法はないか考えるよい機会となった。

〇特活は全ての教育活動の土台となるものと改めて感じることができました。今回、講座全体を通してたくさんの気付きがありましたが、中でも一番強く感じたのは、自分は実践の振り返りが不十分だったのではないかということです。今回の学びを先生方にも伝え、学校全体で取り組んでいきたいと思います。

【専門研修】地理歴史科における地理総合・歴史総合の授業づくり講座

8月6日(火)福島県教育センターを会場に専門研修「地理歴史科における地理総合・歴史総合の授業づくり講座」を開催し、県内の先生方12名が受講されました。産業能率大学の皆川雅樹先生をお招きして「主体的・対話的で深い学びの視点を取り入れた授業づくり」と題した講義と演習、授業実践に基づく協議を通した授業の振り返りを行いました。

    

<研修者の声>
〇このような研修に参加するたびに「学習指導要領の文言には意味(意図)がある」ということが再確認できる。今回もまた気持ちを新たに生徒達に何ができるかを考える良い機会となった。また、「思考・判断・表現」という言葉を丁寧に解説してもらい非常に有意義だった。
〇本研修を通して他校の先生方と情報交換をして、様々な授業実践を教えて頂き、抱いていた不安を解消することができました。夏休み以降の授業でぜひ参考にさせて頂き、自分の授業のブラッシュアップにつなげていきたいと思います。
〇皆川先生の講演でも問いの大切さを再認識でき、すぐに答えが出る発問ではなく、正解主義にいたらない生徒の常識を揺さぶる問い作りを心掛けたい。問いについての話の中で、哲学的思考を使った問い作りが興味深かった。また、生徒間の対話の大切さや、対話ができる雰囲気作りの必要性など欠けてはいけないものについても再確認できた。

【県中・県南地区】地区別研修 特別活動研修について

以下の研修について、日程・内容を一部変更しました。

◆高等学校初任者研修
(地区別研修A 特別活動等研修)
◆公立学校実習助手初任者研修
(地区別研修 特別活動等研修)
◆高等学校中堅教諭等資質向上研修
◆養護教諭中堅教諭等資質向上研修(県立)
(選択研修 地区別特別活動研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K20 )を確認してください。

【会津・南会津地区】地区別研修 特別活動研修について

以下の研修について、日程・内容を一部変更しました。

◆高等学校初任者研修
(地区別研修A 特別活動等研修)
◆公立学校実習助手初任者研修
(地区別研修 特別活動等研修)
◆高等学校中堅教諭等資質向上研修
◆養護教諭中堅教諭等資質向上研修(県立)
(選択研修 地区別特別活動研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K20 )を確認してください。

【専門研修】適切で責任ある行動力の育成を目指した情報モラル教育講座

 7月29日(月)「適切で責任ある行動力の育成を目指した情報モラル教育講座」を開催し、県内各地から、30名(小学校7名、中学校7名、高等学校13名、特別支援学校3名)の先生方が受講されました。
 受講者の方々は、児童生徒を取り巻くインターネット社会の現状を知り、ワークショップを通して、適切なコミュニケーションの在り方や、情報モラル指導の在り方について考えました。また、小中、県立学校の研修者が混じったワークショップにより、それぞれの視点からの意見を取り入れた情報モラルの授業づくりを行いました。

<研修者の声>

・アンケートの結果から子供たちの現状と、今後の指導をする上で何が必要か、どんな留意点があるのかを理解することができた。

・今までであれば、ダメなものはダメと禁止して制限していたが、それではこれからの情報化社会に対応できない。上手に活用していく力と、リスクに対応していく力を上手に指導していく必要があると感じた。

・生成AIを使った指導案作りは面白かった。自分にない視点で例を提示してくれるので、すべて鵜呑みにするわけではないが、良い部分は十分に使えると思った。

・個人の安全、利用だけではなく公共、社会に対する責任を考える「責任リング」がとても有効であると感じたので取り入れたい。

・校種、学年が異なるが、それぞれ根本の課題は共通して「タブレットの長時間利用」であることがわかり、それぞれの立場からアプローチの仕方を考えることができて非常に有意義な研修となった。

【自主講座】子どものためのロボットワークショップ

 7月27日(土)、教育センターを会場に、今年度も福島県情報産業協会の方々にお手伝いいただきながら、子どものためのロボットワークショップ「ロボット講座」が開催されました。県内の小中学生とその保護者24名が参加し、LEGO mindstorms EV3を使って、ロボットを組み立てたり、試行錯誤してプログラムを作成したりしながら、ロボット制御の基礎を学びました。親子で楽しみながらプログラミングを体験する有意義な講座となりました。

       

【専門研修】グループウェアで活用するクラウドサービス実践講座

 7月19日(金)に、教育センターにおいて『グループウェアで活用するクラウドサービス実践講座(専門研修)』が開催され、県内各地から19名の先生方が受講されました。


 本講座では、Google Workspace for Education の概要やアプリであるメールやカレンダー、ドライブ、フォーム、Meetなどの基本的な使い方や、校務処理、授業への活用の仕方などについて、実際にアプリを使いながら研修を行いました。後半の演習では、サイトというアプリを活用し、前半に作成した素材を基に自身のサイトを構築しました。先生方は、基本的な使い方や校務における活用法の習得に向けて、積極的に質問をしたり周りの方と相談しながら、熱心に取り組まれていました。

 

(研修者の感想)

・メールの整理やスプレッドシートの活用はすぐにでも実践に移せ、かつ、作業の効率化に取り組めると思った。また、フォームでのアンケート制作やミートでの会議演習は、細かいところまで知らなかったので実際に画像で見せて頂きながらできたので、非常に理解しやすかった。サイトの演習では今研修で初めて使用したのでとても勉強になった。本日、少しだが使い方をマスターしたので自分でも振り返り使いこなせるようにしたいと思う。


・クラス担任としてかなり便利な機能があることを知ることができたため、サイトやカレンダー、フォームなどを有効に活用して、保護者との連絡などに活用できるようにしたいと思います。現在、教科指導でもサイトを活用していますが、今回じっくり使い方を教わることができたので、指導に生かしていきたいです。


・各アプリの諸機能についても詳細に知れたが、カレンダー・Meet・メール・チャット・スライド・ドキュメント・スプレッドシートの連動や相互利用、他者と情報を即座に共有する方法について理解を深めることができ、授業や校務に積極的に活用したい。Google Workspaceについては興味があったのだが、効果的な利用法について学ぶ機会がなかった。そのため、本研修で学んだICT技術を授業への活用のみならず校務の効率化に生かしていきたい。

【いわき地区】地区別研修 企業等体験研修について

【いわき地区】の以下の研修について、研修講座要項を掲載しました。

◆新規採用養護教諭研修(高)
(地区別研修A 企業等体験研修)

◆高等学校2年次教員フォローアップ研修
◆公立学校実習助手フォローアップ研修
(企業等体験研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K27 )を確認してください。

【県中・県南地区】地区別研修 企業等体験研修について

【県中・県南地区】の以下の研修について、会場(住所)を変更しました。

◆新規採用養護教諭研修(高)
(地区別研修A 企業等体験研修)

◆高等学校2年次教員フォローアップ研修
◆公立学校実習助手フォローアップ研修
(企業等体験研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K27 )を確認してください。

【県南地区】地区別研修A(授業研修②、へき地校研修、特別支援学校研修)について

【県南地区】の以下の研修について、会場を決定しました。

◆小・中学校初任者研修(地区別研修A 授業研修②) K08

◆小・中学校初任者研修(地区別研修A へき地校研修) K09

◆小・中学校初任者研修 ◆新規採用養護教諭研修(小・中) ◆新規採用学校栄養職員研修(地区別研修A 特別支援学校研修)K11

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K08 K09 K11 )を確認してください。

【会津・南会津地区】企業等体験研修について

以下の研修について、研修講座要項を掲載しました。

新規採用養護教諭研修(高)
(地区別研修A 企業等体験研修)
高等学校2年次教員フォローアップ研修
公立学校実習助手フォローアップ研修
(企業等体験研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K27 )を確認してください。

【自主講座】子どものためのロボットワークショップについて

【自主講座】子どものためのロボットワークショップを実施いたします。

実施要項をご確認の上、Googleフォームより申込みください。

1 日  時:令和6年7月27日(土)9:30~15:20

2 会  場:福島県教育センター(〒960-0101 福島市瀬上町字五月田16)

3 対 象 者:福島県内の中学生(学年は問いません)及び小学6年生 

5 定  員:先着12組(保護者の引率で確実に参加できる方に限ります。)

4 申込方法:Googleフォームに必要事項を記入

5 申込期間:令和6年6月24日(月)12:00~ 7月5日(金)

  ※申込み定員に達したら、該当者へ受講の通知をメールでお知らせします。

6 問い合わせ先:情報教育チーム(℡024-572-4185)

【自主講座】表現と鑑賞を楽しむ図画工作・美術講座、美術館でアートを楽しむ鑑賞講座 の募集案内を掲載しました

以下の講座の募集案内を掲載しました。

表現と鑑賞を楽しむ図画工作・美術講座
美術館でアートを楽しむ鑑賞講座(郡山市立美術館)
美術館でアートを楽しむ鑑賞講座(いわき市立美術館)

詳細は、自主講座案内ページを確認してください。

【すべての地区】カウンセリング研修について

【すべての地区】の以下の研修について、日程・内容の一部を変更しました。

◆小・中学校初任者研修
◆高等学校初任者研修
◆新規採用養護教諭研修(小・中)
◆新規採用養護教諭研修(高)
(地区別研修A カウンセリング研修)

◆公立学校実習助手初任者研修
(地区別研修 カウンセリング研修)

詳細は、研修講座要項ページ( K10 )を確認してください。

【自主講座】基礎から学ぶクラウドサービス入門講座

 6月1日(土)に、教育センターにおいて『基礎から学ぶクラウドサービス入門講座(自主講座)』が開催され、県内各地から29名の先生方が受講されました。

 本講座では、「Google Workspace for Education の概要やアプリであるメールやカレンダー、ドライブなどの基礎的な使い方や、校務処理における活用の仕方」などについて、実際にアプリを使いながら研修を行いました。また、午後は研修者のニーズに合わせた個別対応も行いました。先生方は、基礎的な使い方や校務における活用法の習得に向けて、積極的に質問したり周りの方と相談したりしながら、熱心に取り組まれていました。

   

(研修者の感想)

・4月から初めて職場でGoogle Workspaceを活用し、わからないことだらけでしたが、本講座で基礎的なことはおおよそわかりました。実際に活用していくことで身についていくと思うので、積極的に開いたりつくったりしたいと思います。

・基礎的なことから、確認することができました。今更聞けないような初歩的なことも、よくわかりました。使ってみると、容易にGoogleフォームやスプレッドシートが作成できました。アンケートや小テストなど、ぜひ授業で活用してみたいです。

・講師の先生方が大勢いたおかげで、質問がしやすかったです。やはり疑問が出た時に即、対応いただけるのはありがたかったです。

 

【県中・県南地区】新規採用学校栄養職員研修 (地区別研修A 単独校実地研修)・新規採用学校栄養職員研修 (地区別研修A 共同調理場実地研修)について

【県中・県南地区】の以下の研修について、会場を決定しました。

◆新規採用学校栄養職員研修(地区別研修A 単独校実地研修)
◆新規採用学校栄養職員研修(地区別研修A 共同調理場実地研修)

詳細は、研修講座要項ページ( K29 ~ )を確認してください。

【自主講座】基礎から学ぶクラウドサービス入門講座申込について

【自主講座】基礎から学ぶクラウドサービス入門講座を実施いたします。

実施要項実施要項をご確認の上、Googleフォームより申込みください。

1 日  時:令和6年6月1日(土)9:30~15:15

2 会  場:福島県教育センター(〒960-0101 福島市瀬上町字五月田16)

3 対 象 者:FCSアカウントを所有する教職員30名(実習教員・講師・技能員・学校事務職員を含む)

4 申込方法:Googleフォームに必要事項を記入

5 申込期限:令和6年5月24日(金)

  ※応募多数の場合は抽選を行います。

6 問い合わせ先:情報教育チーム

【相双地区】地区別研修(K08授業研修② K09へき地校研修 K11特別支援学校研修 K25学校訪問研修① K26学校訪問研修② K29単独校実地研修 K30共同調理場実地研修)について

【相双地区】の以下の研修について、会場を決定しました。

◆小・中学校初任者研修(地区別研修A 授業研修②)
◆小・中学校初任者研修(地区別研修A へき地校研修)
◆小・中学校初任者研修 ◆新規採用養護教諭研修(小・中) ◆新規採用学校栄養職員研修(地区別研修A 特別支援学校研修)
◆新規採用養護教諭研修(小・中)(地区別研修A 学校訪問研修①)
◆新規採用養護教諭研修(小・中)(地区別研修A 学校訪問研修②)
◆新規採用学校栄養職員研修(地区別研修A 単独校実地研修)
◆新規採用学校栄養職員研修(地区別研修A 共同調理場実地研修)

詳細は、研修講座要項ページ( K08~ )を確認してください。

【県北地区】中堅教諭等資質向上研修 地区別研修(K40・K43共通研修)について

以下の研修について、受付場所・参加者を変更しました。

小・中学校中堅教諭等資質向上研修
養護教諭中堅教諭等資質向上研修(小・中)
幼稚園等中堅教諭等資質向上研修
共通研修(県北地区)

詳細は、研修講座要項ページ( K40・K43 )を確認してください。

【相双地区】地区別研修(K20特別活動 K22社会奉仕等体験 K27企業等体験)について

 

以下の研修について研修日を変更しました。

高等学校初任者研修
地区別研修A 特別活動等研修 実施要項(相双地区)
公立学校実習助手初任者研修
地区別研修 特別活動等研修 実施要項(相双地区)
高 等 学 校 中 堅 教 諭 等 資 質 向 上 研 修
養護教諭中堅教諭等資質向上研修(県立)
選択研修 地区別特別活動研修 実施要項(相双地区)

詳細は、研修講座要項ページ( K20 )を確認してください。

 

以下の研修について、研修日を変更し、研修講座要項を掲載しました。

高等学校初任者研修
新規採用養護教諭研修(高)
地区別研修A 社会奉仕等体験研修 実施要項(相双地区)
公立学校実習助手初任者研修
地区別研修 社会奉仕等体験研修 実施要項(相双地区)

詳細は、研修講座要項ページ( K22 )を確認してください。

 

以下の研修について研修講座要項を掲載しました。

新規採用養護教諭研修(高)
地区別研修A 企業等体験研修 実施要項(相双地区)
高等学校2年次教員フォローアップ研修
公立学校実習助手フォローアップ研修
企業等体験研修 実施要項(相双地区)

詳細は、研修講座要項ページ( K27 )を確認してください。

 

 

【会津・南会津地区】幼・小・中・養・栄中堅 共通研修について

以下の研修について会場を変更しました。

【会津・南会津地区】

◆幼稚園等中堅教諭等資質向上研修(共通研修)
◆小・中学校中堅教諭等資質向上研修(共通研修)
◆養護教諭中堅教諭等資質向上研修(小・中)(共通研修)
◆学校栄養職員中堅教諭等資質向上研修(共通研修)
 

詳細は、研修講座要項ページ( K40 K43 )を確認してください。

 

 

資料「教育相談コーディネーターを中心とした先手型の教育相談を推進するために」を掲載しました。

資料「教育相談コーディネーターを中心とした先手型の教育相談を推進するために」を掲載しました。

本資料は令和4・5年度の福島県教育センター教育相談チームの研究

「一人一人の成長を促すためのチーム学校での教育相談」を基に作成しています。  

令和6年度研修講座要項等の掲載について

次の 令和6年度 研修講座要項等 を掲載しました。

・基本研修

  初任者・新規採用者研修

  2年次教員フォローアップ研修

  5年経験者研修

  中堅教諭等資質向上研修

  中核研修(養護教諭・学校栄養職員)

職能研修

専門研修

上記のリンク又はメニュー「教育センターにおける研修」よりご覧ください。

令和6年度初任者研修・新規採用研修の手引等を掲載しました

以下の研修について、研修の手引、補助資料、研修テキスト、研修資料、各種様式を掲載しました。

令和6年度
・幼稚園等新規採用教員研修
・小・中学校初任者研修
・高等学校初任者研修
・新規採用養護教諭研修
・新規採用学校栄養職員研修
・小・中学校2年次教員フォローアップ研修
・高等学校2年次教員フォローアップ研修

「教育センターにおける研修」→「メニュー」→「基本研修」よりご覧ください。

令和6年度 5年経験者研修・中堅教諭等資質向上研修の手引、様式等を掲載しました

掲載した校種等は次のとおりです。詳細は、以下のページをご覧ください。

令和6年度 5年経験者研修

小・中学校教諭

高等学校教諭

養護教諭

令和6年度 中堅教諭等資質向上研修

幼稚園・認定こども園教諭

小・中学校教諭

高等学校教諭

養護教諭

学校栄養職員

夕ゼミオンライン アンケートフォームにご協力ください

夕ゼミオンラインにご参加いただき、誠にありがとうございました。

今後のよりよい内容・運営に生かしてまいりたいと思いますので、アンケートへのご協力をお願いいたします。

以下のリンクまたは二次元コードよりアンケートの入力をお願いいたします。

https://forms.gle/DGC5dt4LHzegqArb6

【専門研修】「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間授業づくり講座」を実施しました

 12月1日(金)に「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間授業づくり講座」が開催され、県内各地から36名の先生方が受講されました。
 本研修は、今年度から開講された研修です。福島大学から宗形潤子先生をお招きし、総合的な学習・探究の時間の授業づくりについての研修を実施しました。総合的な学習・探究の時間の目標や目指す児童・生徒の姿などに関する講義の後、7つの班に分かれ、ワークショップ型の演習を行いました。演習の最後には、各班からの発表があり、研修の成果を共有することができました。

  

〈研修者の声〉
・それぞれが抱いている課題について共有しながら考えたことで、多面的・多角的に総合的な学習・探究の時間の授業づくりについて考えることができました。また、宗形先生のお話から改めて、学校の目指している生徒像に照らし合わせた授業作りを心がけていきたいと思います。
・同じグループの先生方と話し合いながら、一つの課題について考えを深めることができました。どうすればいいか悩んでいたところも、具体的な実践を教えていただいたり、一緒に考えたりしたことで、来年度に活かしたいアイデアがたくさん見つかりました。

専門研修【中学校数学講座】教える授業から子どもが学ぶ授業に変わる数学科授業改善講座を実施しました

 11月24日(金)に教育センターにて、「教える授業から子どもが学ぶ授業に変わる数学科授業改善講座」が開催され、県内各地から中学校18名の先生方が受講されました。
 本年度も岩手大学教育学部の佐藤寿仁先生より、講義・演習「子どもの学びを中心に考える数学科の授業改善」を中心に、子どもが数学的活動に主体的に取り組むための授業の在り方についての研修を実施しました。重視される3つの“数学”としての「数学的に考える資質・能力」、「数学的な見方・考え方」、「数学的活動」を基に、具体的な実践例の提示や授業づくりの演習を交えながら、プロジェクト型の授業で進める探究的な学びを先生方と一緒に考えました。

    

〈研修者の声〉

〇 我々教師が生徒の働かせている見方・考え方を鍛えていく必要があると強く感じました。そのため発問や板書など、普段の授業で行っていることを改めて振り返り、工夫していくことが研修を進める上で大切なのではないかと考えました。
〇 図形について板書計画や指導案を 10 分間で作成した演習では、短い時間でも集中することで様々な案を練ることができると実感できたので、今後も手間を惜しまず、教材研究に励みたいと思いました。
〇 自分の授業の見直しをする良い機会になりました。自分が実際に実践していることもあれば、初めて考えさせられたこともあり、自信と、学びの両方が満たされた研修となりました。知識・技能こそ、数学的な見方・考え方を意識しながら授業をし、部分的ではなく、授業全体を通して育んでいきたいです。

【専門研修】1人1台端末を活用した保健体育の授業づくり講座

 11月10日(金)に、「1人1台端末を活用した保健体育の授業づくり講座」が開催され、保健体育におけるICT活用について、活用の意図や活用場面について協議を行いました。また、3名の講師の先生をお招きし、効果的なICT活用について講話ならびに演習を行いました。演習は、単元テストの作成や前時の振り返りに活用できるものであり、参加された先生方の興味関心が高まる内容となりました。

    

〈研修者の声〉

・生徒のための視点を自分自身の視点、今後の教育の変化という点からもまず自らが実践し、情報発信する立場になっていけるようにしたいと感じた。

・本研修講座を通して、今ある環境でも実践できることがたくさんあると思いました。自校に帰ったら、絶対に伝達して校内のICT活用率を上げていきたいと思います。

・一度やってみると苦手意識が消えていくような気がしました。実践しなければ改善点も見えてこないので、ここで触れた内容を、体育・保健・学校行事で生かしていきたい。

【専門研修】 学校が変わる!解決志向で取り組む教育相談実践講座

 11月13日(月)「学校が変わる!解決志向で取り組む教育相談実践講座」を開催しました。県内各地から、20名(小学校6名、中学校3名、高等学校9名、特別支援学校2名)の先生方に受講いただきました。
 受講された先生方は、午前は「学校教育相談活動の在り方」「解決志向アプローチ」について理解を深めました。午後は、ホワイトボードを用いた30分で行うケース会議の演習を行いました。解決志向アプローチを基にして具体的な支援策を決定することができました。

〈研修者の声〉

・生徒指導提要が改訂され、教育相談と生徒指導は共通のゴールを目指し、児童生徒の自己指導能力を獲得するための支援の両輪であることを改めて確認できました。また、過去に行われてきた生徒指導ではなく、支える生徒指導が大切であり、チームで取り組んでいく必要があることを確認できました。

・解決志向アプローチにおける「リソース探し(例外探し・短所を長所へ等)」では、私自身教師側の意識を変えていくことの重要性を再確認できました。これまでの経験や自分だけの価値観、こうあるべきだといった教師像や指導観など、リフレーミングすることと大きく関わっていることに気づき、常に意識して職務を務めるようにしたいです。

・小さな変化は大きな変化を生み出すという視点が印象的でした。教員間での話し合いでは、問題とされるものへの最短の解決策を考えようとしてしまうことが多いように思います。大きな変化を最初から求めるのではなく、小さな変化を大切に捉えながら、児童が持っているリソースを一緒に見つけ、児童自身が自分のことに気づき、歩んでいけるような支援を心掛けていきたいです。

・ケース会議というとハードルが高いように感じていた上、普段の会議では情報の共有に終わってしまっていた現状があります。ホワイトボードを用いたケース会議は30分という時間で効率的に事例を検討することができました。学校現場に取り入れやすい実践だと感じました。


・解決志向を用いたケース会議を実際にやってみて、限られた時間内で、目標を明確化してやるケース会議は大変有意義であると感じました。また、解決志向での話し合いであること、ブレーンストーミングであること、責めないことなどの条件により、意見が出しやすく、建設的な会になることを学びました。

・ホワイトボードを用いたケース会議の実践は、とても有意義でした。30分という時間が、あっという間で、しかし内容の濃い議論ができると感じました。自分の学校の実態に合わせて工夫して、実践できたらと思います。

【音楽専門研修】「児童・生徒が音楽を好きになる!歌唱指導法講座」

 11月8日(水)に開催しました。県内各地から16名(小学校7名、中学校4名、高等学校4名、特別支援1名)の先生方に受講いただきました。
 合唱指導者の田中安茂先生による講義では、実際に研修者が生徒役となり、様々な演習を通して歌唱や合唱を指導する上で重要なポイントを、論理的な側面と心理的な側面から丁寧にご指導いただきました。実際に田中先生の指揮によりご指導いただいたり、また研修者が指揮者となってみたり、非常に多くのことを学んだ研修となりました。 

        

〈研修者の声〉

・演習を通して、「できる喜び」「分かち合う喜び」を感じることができた。ウォーミングアップでは、楽しみながら、いつの間にかできるようになっていた。そして、どうしてできるようになるのかについて詳しく説明していただき、体のしくみから理解することができた。また、歌の指導と共に、子どもたち同士をつなぐための教師の働きかけについても紹介していただき、学級経営に生かすことができると感じた。すぐに実践したい。

・音楽室に入ってきた瞬間から生徒をわくわくさせるための仕掛けや、歌唱指導に活かすための声帯機構など、初めて知ることが多く、今すぐにでも生徒に伝えたい内容ばかりだった。また、何より今回受講された先生方と温かい雰囲気で音楽を楽しむ気持ちや合わせる喜びを感じ取れたことが嬉しく、生徒たちにも音楽の授業でこのような感情を感じてもらえるような授業ができるようになりたいと感じた。

【音楽専門研修】「思考力・判断力・表現力を育む器楽指導法講座(ギター編)

 10月19日(木)に開催しました。県内各地から12名(中学校5名、高等学校5名、特別支援2名)の先生方に受講いただきました。
 福島市出身のギタリスト井上仁一郎先生による講義では、弦の張替えやギターの構え方、基本的な奏法等、演習を通して丁寧にご指導いただきました。また、特殊奏法については実演を披露いただき、ギターの奥深さや表現の幅広さを実感することができました。

 

〈研修者の声〉

・あれほど間近で演奏家の演奏を聴く機会をつくってくださって、本当にありがとうございます。また、様々な奏法を教えていただき、試した後の鑑賞だったので演奏技術のすばらしさ、表現の幅広さに魅了されました。

・今日ご指導いただいたことをもとに、自分でもギターを練習してみて、外部講師だけではなく自分でもギターの授業ができるとよいと思いました。音階の弾き方やコードなど、講義でポイントをいくつも教えていただいたので、それを参考に授業を考えてみたいと思います。初心者でもポイントを押さえれば、できる部分は沢山あることが分かったので、生徒にあった説明の仕方や教材を工夫することで、ギターに触ったことがない生徒でも、ギターを弾く喜びを味わえるように、授業を考えてみたいと思います。

【専門研修】校務処理に生かす表計算活用講座

 10月24日(火)「校務処理に生かす表計算活用講座」が開催され、県内各地から、30名(小学校6名、中学校9名、高等学校10名、特別支援学校5名)の先生方が受講されました。演習を通して成績処理に生かせる関数やグラフ作成など、表計算ソフトウエアの様々な機能について学びました。また、午後からは2グループに分かれ、ピボットテーブルを用いたデータの集計方法や、VBAを用いて業務を効率化するための方法について学びました。

 

<研修者の声>

・これから、教育計画や教育アンケートなどの作成に入っていくので、今日研修で学んだことを1つでも生かしたい。また、教えていただいたショートカットキーの中には、今日初めて知って便利だと感じたことがあったので、学校に帰って他の先生方にも教えたいと思う。

・表計算ソフトウエアを活用することで業務の効率化が可能になることが分かった。現状ではパソコンに詳しい先生方に頼りがちだが、自分にできるところからチャレンジしていきたいと考えている。

・生徒との個人面談や、各種アンケートの集約や分析など、今回の研修で学んだことを実践できる機会は本当にたくさんあると感じた。今日教えていただい表計算の基礎基本をスタートにして、自分なりにアレンジを加えながら活用できる機会や幅を大きくしていきたい。

 

【専門研修】 スマホ時代のいじめの理解と対応講座

 10月16日(月)「スマホ時代のいじめの理解と対応講座」を開催しました。県内各地から、38名(小学校7名、中学校13名、高等学校13名、特別支援学校5名)の先生方に受講いただきました。
 受講された先生方は、いじめ防止対策推進法やネットいじめの現状について理解を深めたり、いじめの未然防止について演習を交えながら体験的に学んだりしました。また、これまでのいじめの指導・支援について振り返り、改善すべき点や新たに取り組んでみたい点を明らかにすることができました。

 

〈研修者の声〉
・いじめ対策を改めて確認する事で、いじめ0よりいじめ見逃し0を目指し、生徒指導主事として各学年との連携を密にして速やかな対応をしていきたいと思いました。事例を参考に演習できた事で何事か起こった時に活かして行きたいと思いました。法をしっかりと理解して取り組んでいく事で「いじめ」というデリケートな面などにも自信を持って対応することができるようになったと思っています。

・いじめについて、された生徒もした経験がある生徒も9割という話がとても腑に落ちました。我が校でも毎日何かが起きていて悩む事も多かったのですが、500人を超える生徒が同じ空間で生活していれば、起きて当たり前なのだ、それを未然に防ぐプロアクティブな生徒指導とリアクティブな生徒指導のバランスを図りながら、チームで解決していく事が大切であるという事を改めて見直す事ができました。

・いじめが起きやすい時期が調査結果からも出ているため、その時期に合わせてアンケートを実施したり、やり方を工夫することで早期発見に繋がると思いました。LINEのやり取り1つとっても、実際に生徒に考えさせることで、自分事として考える、振り返る機会になると思います。忙しい学校生活の中で、どこで時間を取るかが課題ですが、教育計画の中に盛り込んで未然防止の敎育をやっていく必要があると思いました。

・いじめの未然防止のためには傍観者へのアプローチが大切であることが理解できました。傍観者が何らかの働きかけをすることで数秒以内に50%を超えるいじめが止んだというデータは、いじめの多くは教員がいない場で起こることを考えると非常に注目すべき点であると感じました。また、傍観者の生徒に仲裁や教師への通告を求めてしまいがちですが、ハードルが少し低めのシェルターやスイッチャーの役割も有効であることを知ることができました。


 

 

【専門研修】授業力向上のためのICT活用実践講座(義務系)

 11月6日(月)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用実践講座(義務系)」が開催され、県内各地から32名(小学校11名、中学校21名)の先生方が受講されました。

 ICT機器や授業に役立つアプリの基本的な操作について、実際にタブレット端末とプロジェクターを使用して演習を行いました。自治体によってICT機器の環境は様々ですが、今ある環境の中で、できることを考えながら研修に臨まれていました。

 授業づくりに生かせる効果的なICT活用では、ワークショップ形式で意見交換、授業構想案の作成を通して、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。そして、授業のめあてを達成するための効果的なICTの活用の視点で授業をデザインすることができました。

<研修者の声>

・福島県のICT活用率の低さに驚いた。使うことがすべてではないが、ICTは授業のみならず生活に欠かせないものになっていくと考えられるため、学校活動の中で使い方を身につける機会を確実に設定することが大切だと感じた。

・校種は同じであっても、教科やICT環境によって、使い方、使うソフト等が様々で、興味深いアプリの情報や新たな使い方を知ることができた。また、物的な体制整備を進めることが本県の課題であると感じた。ICTの特性・強みを観点に沿って整理することで、ICT活用の用途がより思いつきやすくなったと感じる。

 ・教師と生徒がつながるためには、生徒と生徒がつながるためには、教師と家庭とつながるためにはについて真剣に考えることができた。授業でどのようにICTを役立てていくかについても意識して指導案を書くことができた。

【専門研修】授業力向上のためのICT活用実践講座(県立系)

 10月31日(火)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用実践講座(県立系)」が開催され、県内各地から30名の先生方が受講されました。
 ICT機器の取扱いや授業における効果的な活用方法について、実際にタブレット端末やプロジェクタ等を使用して演習を行いました。また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用についてワークショップ形式で意見交換を行いました。実際に授業構想案を作成し、ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。

<研修者の声>

・教育の情報化について、各教科ごとに進めるのではなく、学校全体で進めていかなければならないことを改めて認識できた。また、教科横断的に進めることで、生徒にとってもより効果的になればと考える。授業でもICTを使うことはできているが、協働学習まで発展できていない部分があるので、改善していきたい。

・他校のICT活用についての実践例や、課題について情報を共有でき、参考になった。個別最適な学びのツールとしての利用や、学びを進める上で自身の特性などにより困難を抱えている生徒が、困難を補うツールとしてもICTは利用できるのではないかと感じた。

・授業力を向上させていく上でICTをどのように取り入れていくのが効果的なのか改めて考えることができた。現在のICT授業は一斉授業や個別学習の利用が主であると感じた。今回の研修で学んだ協働学習について今後チャットなど工夫しながら取り組んでいきたいと思う。

専門研修【高等学校数学講座】新課程に対応した高等学校数学科統計授業づくり講座を実施しました

 10月2日(月)に教育センターにて、「新課程に対応した高等学校数学科統計授業づくり講座」が開催され、県内各地から12名(高等学校10名、特別支援学校2名)の先生方が受講されました。
茨城大学教育学研究科の小口祐一先生をお招きし、講義・演習「統計教育における問題解決や意思決定について」において、SSDSEやGeoGebra、CODAPなどを活用したデータの収集や分析、シミュレーションに基づく推論・意思決定についての実践的な統計授業づくりを、先生方と一緒に考えました。

    

<研修者の声>
〇 小口先生に具体的なソフトの操作方法をご指導いただき、授業実践がイメージしやすい演習時間となりました。データカードを用いたり、実際にICT教材を使用したりしながら、探究的活動となるような実践をしていきたいです。
〇 本日の研修でたくさんのアイデアをいただけたので、自分なりの工夫や生徒の実態を踏まえ、これまでの授業をしっかり改善し実践したいです。また、様々なICTツールをご紹介いただいたわけですが、生徒がこれから生きていく社会は情報機器と切り離すことはできないため、操作についても時間を割いて、生徒とともに努力を続けたいです。
〇 CODAPなど統計の授業で活用できるものを紹介いただいたので、今後の授業に活かす方法を模索していきたいです。CODAPなどについては生徒が視覚的にも理解しやすいものになっていると思うので、積極的に活用していきたいです。

【専門研修】 不登校の理解と対応講座

 9月27日(水)「不登校の理解と対応講座」を開催しました。県内各地から、49名(小学校10名、中学校15名、高等学校17名、特別支援学校7名)の先生方に受講いただきました。福島大学 特任教授 安部郁子先生にご講義いただき、発達段階や子どもの環境を踏まえた不登校の理解と対応について、具体例を交えながらご教授いただきました。これまでの不登校児童・生徒の支援について振り返り、改善すべき点や新たに取り組んでみたい点を明らかにすることができました。

〈研修者の声〉
・不登校の生徒に対する指導援助の在り方について、今まで考えていた固定観念が覆されるような体験でした。グループワークで得た様々なアイディアも即実践できるようなものがあり、大変有意義な研修となりました。

・今まで不登校の対応として自分がやってみたことは、うまくいかないことが多かったが、過干渉になっていたのだろうと思いました。次に対応すべきケースがあれば、ほかの方法を試してみたいと思いました。理論や実験結果とともに、安部先生が経験されたこともお話しいただけて、理論と経験どちらにも基づいたアドバイスをされていることに感銘を受け、プロフェッショナルに相談できるのは心強いと感じました。

・小学校、中学校、高校の入学後に環境の変化で不登校、いじめの問題が発生しやすいことを学びました。発達障害の子どもの中には聴覚過敏の子がいるということで、大きな声で早口で指示を出すことも子どもにとってつらい状況になるのだと知りました。合理的配慮としてデジタル機器の活用を検討していきたいと思います。また、登校を促す前に本人の訴えをよく聞いて関係づくりを行うことを継続していきたいです。

・演習を行ってみると、生徒の気持ちになってできるので、とてもおもしろかったです。また、どのようにするとうまくいくかを自然と話したり、声をかけたりすることで、コミュニケーションが取れ、仲間意識が深まったように感じました。自分のクラスでできるのは何だろうか、気をつけることは何だろうかなどを考えたり、確認したりすることができたのでとてもありがたかったです。


・担任としてだけでなく、学校全体の取り組みとしても対応を明確に周知していく必要と、良い学校づくりに努めていきたいと思います。カウンセラーやソーシャルワーカーなど、頼れるところと連携を強めて学校全体で一人一人の生徒を支えていくことやさらに生徒とのコミュニケーションを大切にしていかなければならないと思います。

・不登校問題では、予防がもっとも大切であり、魅力的な学校づくりがその要となることを学びました。具体的には、「生徒が落ち着ける学習環境を整える。」「誰もが活躍できる場を提供する。」などが挙げられます。また、発達障害傾向の子どもたちが増加傾向にあることから、子どもたちへの言葉掛けとして、「ちゃんとしなさい。」などの抽象的な言葉ではなく、子どもの行動に落とし込み、「○○を○○しようね。」など具体的に言葉掛けする必要があることを学びました。


【専門研修】 人間関係づくりに生かす予防・開発的教育相談講座

 9月5日(火)「人間関係づくりに生かす予防・開発的教育相談講座」を開催しました。県内各地から、42名(小学校9名、中学校16名、高等学校14名、特別支援学校3名)の先生方に受講いただきました。午前は、全ての校種共通で、福島県公立学校スクールカウンセラーの二瓶重和先生にご講義いただき、問題(提起)行動の未然防止に効果的な「人間関係づくり」について、演習を交えながら体験的に学びました。午後は、小・中学校と高校に分かれての講義・演習を行いました。「人間関係づくり」ための実際の活動を通して感じたことや気付いたことを共有し、学びを深めることができました。

 

〈研修者の声〉
・「させる」生徒指導から抜け出せずにいて、仕事が全くうまくいかない毎日が続いており、正直つらいと感じていました。にもかかわらず、この研修を受けて自分が信じられないほど前向きな気持ちになっていることに気付きました。生徒にもこういう瞬間を味わわせたい。まずは学校でQ-Uの見直しをすることから始めようと思います。


・演習を行ってみると、生徒の気持ちになってできるので、とてもおもしろかったです。また、どのようにするとうまくいくかを自然と話したり、声をかけたりすることで、コミュニケーションが取れ、仲間意識が深まったように感じました。自分のクラスでできるのは何だろうか、気をつけることは何だろうかなどを考えたり、確認したりすることができたのでとてもありがたかったです。

・「ゴール」のために、意見を出し合ったり、声をかけあったりすることの重要性を改めて感じました。実際に学級でやった場合、生徒たちの予想外の様子を見ることができたり新たな発見があるのだろうなと思い、楽しみです。学級づくりに実践してみます。

・学校行事等の振り返りとして「アドジャン」「SFAすごろく」等の発達支援的なグループエンカウンターを活用したいと思います。生徒が活動を通して振り返りができるような工夫をしていきたいです。生徒が自分の感情の許容範囲を知るとともに他人との違いに気付くことで、感情の多様性を教えていきたいと思います。

・講義では解決志向アプローチを知ることができました。子どもが自身の解決に向けて、内的外的リソースを活用できるように支援したいです。演習では構成的グループエンカウンターを体験し、楽しみながら「他者と関わる力を身につける」ことができると分かりました。ストレスとの付き合い方やリフレーミングを通して、他者の感じ方が違うことを、SOSの出し方では、課題未然防止教育の重要性を実感できました。相談できる関係づくりを支えたいと思います。












【専門研修】「『言葉による見方・考え方』を働かせ、深い学びを実現する小学校国語講座」を実施しました

9月4日(月)に、専門研修「『言葉による見方・考え方』を働かせ、深い学びを実現する小学校国語講座」が開催され、県内各地から多くの先生方が受講されました。講座では、教科書教材の教材研究及び単元構想を通して「言葉による見方・考え方」を働かせた深い学びのある国語科授業づくりを考えました。また、協議や授業構想演習では、先生方が「言葉」にこだわる授業の充実に向けて熱心に議論を重ねる姿も多く見られました。

  

<研修者の声>
〇教材研究を行う中で、言葉に注目し、何故この表現なのか、どの言葉からそう考えたのかという視点で授業づくりをしていくことの大切さに改めて気づきました。
〇授業において内容だけを教えるのではなく、より言葉に着目した授業づくりが重要であることがわかり、改めて教師の教材研究の深さが学びの深さにつながることを感じた。言葉による見方・考え方を働かせる国語科授業を意識し、明日からの指導に生かしていきたい。
〇今後、校内研修や学年でも、他の先生方と一緒に教材分析をしたり発問や言語活動を考えたりすることで、単元の途中でぶれることなく学習を進めることができると感じた。ぜひ、学校でも他の先生と単元構想をする時間を取っていきたい。
〇様々な言語活動を通して、自分の思いや考えを広げ深めていけるような学習活動に取り組ませるために、教材研究・単元構想が大切であることを改めて実感した。国語科の様々な学習活動を通して、子どもたちが言葉にこだわり、自分の思いをよりよく表現することができるよう、日々の授業を大切にしていきたい。

【専門研修】社会科・地理歴史科・公民科における社会に参画する力を育成する授業づくり講座を実施しました

 9月4日(月)教育センターを会場に専門研修「社会科・地理歴史科・公民科における社会に参画する力を育成する授業づくり講座」が開催され、県内の先生方12名が受講されました。筑波大学教授唐木清志先生をお招きしての講義と授業づくりの協議・演習を通して、社会に参画する力の育成を目指す授業の在り方について深めることができました。

  

<研修者の声>

〇唐木先生の講義を通して、「参画」と「参加」の言葉の定義など、これまで捉え直しをしてこなかった知識を再確認できました。また、4つの視点から現在自分の行なっている総合的な学習での地域探究学習や社会科の探究学習を見つめ直しやブラッシュアップすることができそうです。具体的に、熱気球ゲームや模擬裁判など、明日から使える実践を学ぶことができ、大変有意義な時間でした。
〇午前中の講義を受けた後での指導案作成ということで、前時で学んだ知識を実際に活用する機会が得られた。他校の先生と協議しながら授業をつくることなどなかなかない機会だったので、非常に面白かったです。考えも深められました。
〇社会科の意義は「公民としての資質・能力」を養うことであり、社会に参画する力を育成するためには、4つの視点が大切であった。自分事として問題を捉えること、三角ロジックを用いて論理的に価値判断を導き出す事の大切さ、論理的に整理された意見を基にしたディベート等の場の設定、請願のように社会に自分たちの意見を提案・参加していく動き、それらが大切であるということをご指導いただきました。

【県中・県南地区】高等学校初任者研修等 地区別研修 一般研修Ⅱについて

以下の研修について会場が決定し、研修講座要項を掲載しました。

【県中・県南地区】

高等学校初任者研修

新規採用養護教諭研修(高)(地区別研修A 一般研修Ⅱ)

公立学校実習助手初任者研修(地区別研修 一般研修Ⅱ)

 

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K19【県中・県南地区】)を確認してください。

【県南地区】小・中学校初任者研修および新規採用養護教諭研修(小・中) 地区別研修Aについて

以下の研修について会場が決定し、研修講座要項を掲載しました。

【県南地区】

 小・中学校初任者研修 地区別研修A 授業研修②

 小・中学校初任者研修 地区別研修A へき地校研修

 新規採用養護教諭研修(小・中)地区別研修A 学校訪問研修②

 

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K08 K09 K26【県南地区】)を確認してください。

専門研修【高等学校数学講座】観点別学習状況の評価に対応する高等学校数学科単元・授業づくり講座を実施しました

 8月28日(月)に教育センターにて、「観点別学習状況の評価に対応する高等学校数学科単元・授業づくり講座」が開催され、県内各地から16名(中学校1名、高等学校13名、特別支援学校2名)の先生方が受講されました。
 東京学芸大学大学院教育学研究科の成田慎之介先生をお招きし、講義・演習「主体的に学習に取り組む態度を見取る授業の在り方」において、生徒の主体的に学習に取り組む具体的な姿と、それを意図的に引き出すための生徒が考えたくなる授業や生徒の問いで構成される授業について、先生方と一緒に考えました。

  

《研修者の声》
〇主体的に学習に取り組む態度は、すぐに身につくものではなく育成するものであることを再認識しました。教師が都合よく教えるのではなく、生徒から疑問や気づきを引き出し、学びにつなげるようにデザインしていきたいです。
〇教師が数学的な概念や技能をわかりやすく教えるといった、これまで行ってきた画一的な授業の実践から脱却し、生徒自身に考えさせ、気づかせるような授業を構想していくことが求められていると感じました。
〇今後の授業を組み立てていく際に、見取る姿を明確にし、生徒のその姿を引き出す工夫を意識し、授業できちんと取り上げ価値づけすることで、生徒が主体的に取り組む良さがわかるように常に意識していきたいと思いました。今後の授業を考えていくことがとても楽しみになりました。

【専門研修】小学校プログラミング教育を取り入れた授業づくり講座

 8月28日(月)に、教育センターおいて、「小学校プログラミング教育を取り入れた授業づくり講座」が開催され、県内から19名の先生方が受講されました。

 小学校におけるプログラミング教育の概要や学習活動についての講義や、プログラミングソフトの基本的な操作についての演習、高等学校「情報Ⅰ」の情報提供などを行いました。ご自分が担当する学年の授業にどのように取り入れていくことができるか考えながら研修に臨まれていました。

 また、具体的な学習活動の演習として、算数科・総合的な学習の時間におけるプログラミング学習を取り入れた授業について実際に先生方に体験していただきました。特に、プログラミングでロボットを動かす活動では、意図した動きとなるように何度もトライ&エラーを繰り返しながら夢中になって取り組む先生方の姿がとても印象に残りました。

<研修者の声>

・今日学んだプログラミング的思考について、様々な教科で意識しながら授業をしていきたいと思いました。順序立て考え、組み合わせることは、学習に対して苦手意識を持っている児童にとって効果的であると思うので、可視化しながら実践していきたいです。

・プログラミング教育がこれからもいろいろな教科で身につけたい力を育むためのよいツールとなるように、頭にいれながら教材研究を行っていきたい。
・「プログラミング」と聞くと、ハードルが高く、手も足も出ないようなイメージだったが、一つひとつ丁寧にご指導いただき、身近に感じることができた。トライ&エラーの気持ちで、何事もまずはやってみる、ことを大切に、授業にも少しずつ取り入れていきたい。
・プログラミングの基礎を生徒がわかりやすい教材をもとに学習を進めることが大事だと思いました。その学習が、教科横断的視点につながり、これからの社会で生きていく力につながると思いました。プログラミングは難しいではなく、プログラミング思考を取り入れながら実践していきたいと思います。
・今回の研修を受けて、プログラミング的思考について学ぶことができ、自分の中でスッキリしました。今回学んだことを生かし、様々な教科において、順序立てて説明するときにプログラミングを意識させたり、スクラッチを活用して試行錯誤させたりしていきたいです。

【専門研修】A31_実践力を高める技術科講座(情報・エネルギー変換編)

 8月10日(木)・22日(火)の2日間の日程で「実践力を高める技術科講座(情報・エネルギー変換編)」が開催されました。

 1日目は、広島工業大学 教授 安藤 明伸先生を講師(オンライン)としてお招きし、「技術分野におけるプログラミングに関する指導の在り方」と「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」というテーマで、講義・演習を行いました。講義では、小・中・高等学校との接続を意識したプログラミング教育の在り方や情報活用能力の育成という点において、様々な事例の紹介もしていただきました。また演習では、双方向性のあるコンテンツのプログラミングの制作で、Smalrubyを用いた演習などを行いました。

 2日目は、東京学芸大学大学院 教授 大谷 忠先生と東京学芸大子ども未来研究所 専門研究員 田中 若葉様を講師としてお招きし、TECH未来教材とマイクロビットを用いて、エネルギー変換と情報の技術における授業づくりについて講義・演習を行いました。統合的な問題における題材についても最新の情報を提供していただき、システム化された技術という視点で演習・協議を行い、今後の題材構想、授業づくりの大きなヒントになる内容になりました。2日間を通して、今後の授業づくりに役立つ、充実した研修を行うことができました。

  

   

<研修者の声>

・技術分野におけるプログラミング教育の意義や技術科教師が担う役割について、他校種との関係も踏まえて学ぶことができました。技術分野の目指すべきあり方を踏まえた実践を心がけていきたいです。

・双方向性の教材を今後どのようにしていくか、考えているところでした。そこで、スモウルビーを授業で実践したいと考えていたので、演習を通した講義は大変参考になりました。また、双方向性のあるコンテンツに簡単な計測・制御のビデオモーションなどを取り入れた生徒の興味・関心が高まる教材を学べたことは大変参考になりました。今後の実践に生かしていきたいです。

・統合的な問題解決の学習内容については、今まで疑問に思うところが多かった。今回の講義や演習を通して、技術の授業で扱うことができるシステム化された技術の考え方は、とても学ぶものが多かった。

【専門研修】 学校教育相談基本講座

 8月8日(火)「学校教育相談基本講座」が開催され、県内各地から、39名(小学校12名、中学校9名、高等学校14名、特別支援学校4名)の先生方が受講されました。午前の部では、相談面接の流れや基本技法について、演習を通して体験的に学びました。午後の部では、会津大学教授の苅間澤勇人先生にご講義いただき、Q-U結果の分析を通して、児童生徒個々の理解を深めたり、学級集団の実態を把握したりし、具体的な支援策について真剣に考える様子が見られました。

 



〈研修者の声〉
・教育相談の基本原則と技法を知ることで、冷静に対応することができるということを学びました。実際にロールプレイングをすることで、それぞれの立場の気持ちを擬似体験することができ、有意義でした。

 

・相談面接の基本原則・技法について、再確認することができました。校種の違う受講者との相談面接演習体験を通して、校種や職種によって面談の仕方が違うことが分かりました。また、普段から子どもや保護者との信頼関係を築くことが、効果的な教育相談につながることを学んだので、2学期からは意識して子どもや保護者と関わっていきたいと思います。

・Q-Uの結果を先生方で共有し、活用していける職場の環境づくりが必要だと感じました。また、生徒理解については、生徒と話すときはできる限り予測や思い込みをなくし、何もない状態で話を聞ける心の準備が必要だと感じました。


・Q-Uを活用することで、個人への対応ばかりでなく、学級経営にも活用することができることを学びました。また、チーム学校をつくることが大切といわれている中で、教師を支える組織づくりについても学ばせていただきました。


【専門研修】子どもが目を輝かせて学びを進める理科授業づくり講座

 8月10日(木)に、教育センターにおいて、「子どもが目を輝かせて学びを進める理科授業づくり講座」が開催され、県内から12名の先生方が受講されました。

 午前中は、福島大学人間発達文化学類 准教授 鳴川哲也先生を講師としてお招きし、「これが分かれば悩まない!理科の授業づくりのポイント」という題目で講義をいただきました。講義では、理科で育てたい資質・能力、問題解決の過程を通して学ぶことの意味・価値、科学的な問題解決の在り方などについてお話いただきました。受講された先生方は、日々のご自分の実践を振り返ったり今後の授業づくりについて考えたりしながら研修に臨まれていました。

 また、問いを引き出す事象提示や観察、実験の工夫についての演習や、理科の見方・考え方を働かせる授業の構想についての協議を通して、子ども自身が問題を見いだし、理科の見方・考え方を働かせながら、問題解決を進めていくことのできる授業について、子どもの目線で授業を構想している先生方の姿がとても印象に残りました。

 

(研修者の声)

・今回の研修を通して、単元や1時間ごとの導入の段階での問題を見い出す場面での、教師の事象提示による事象との出合わせ方が児童の知識や思考、意欲につながるのだということを実感しました。児童が既習内容や生活経験から予想をしたり、自由試行をもとに考えをもったりすることができるように、教材研究をして事象の提示の仕方を工夫することを授業に生かしたいと思いました。
・子どもたちから問いを引き出す導入となるよう、教材との出会わせ方の工夫に力を入れていきたいです。また、科学的な問題解決の方法についても、普段の授業の中から繰り返し、子どもたちに意識させるような声掛け・問い返しを行っていきたいと思います。
・学習指導要領のめざす学習目標、それに伴う理科学習の目標、理科教科の「資質・能力」「見方・考え方」「主体的・対話的で深い学び」を常に意識しながら授業に取り組んでいかなければと強く思い、一つ一つの単元のねらいと終末段階における児童の姿を意識しながら授業に生かしていこうと思います。
・「子どもが目を輝かせて学びを進める理科授業づくり講座」はその名の通りプラス先生が目を輝かせて学びを進める理科授業づくりをおこなえば、自然と子どもが目を輝かせる、理科好きな子供たちの育成につながるものと考えることができた研修でありました。

【専門研修】地理歴史科における地理総合・歴史総合の授業づくり講座を実施しました

 8月22日(火)教育センターを会場に専門研修「地理歴史科における地理総合・歴史総合の授業づくり講座」が開催され、県内の先生方11名が受講されました。日々の授業実践例に基づいた協議、福島大学教授中村洋介先生をお招きして防災に関する講義、地理院地図を活用した演習を行いました。

  

 

<研修者の声>
〇 勤務校と状況が似ている学校も多く、非常に実りある講義・協議であった。特に現代の諸課題と関連付けた問い・課題作りについて協議できたことは、今後の授業にも活かしていきたい。
〇 講義を受け、地震や津波などの自然災害を歴史的背景から読み解くという新たな視点を持つことができた。
〇 地理院地図やジャムボードなどICTの活用法も多く学ぶことが出来たので、生徒の主体的な活動となる方法を自分のなかに落とし込み、今の職場での活用法を探りたい。

専門研修【小学校算数講座】算数科「数学的活動の充実を図る授業づくり」講座を実施しました

 算数科「数学的活動の充実を図る授業づくり」講座が,Ⅰ班は8月4日(金)・7日(月),Ⅱ班は8月4日(金)・8日(火)とそれぞれ2日間にわたって開催され,県内各地から33名(小学校30名,特別支援学校3名)の先生方が受講されました。
 本年度も筑波大学附属小学校の盛山隆雄先生による講義「数学的な見方・考え方を働かせる算数科の授業」を中心に,教材の本質をとらえるとともに,数学的活動を充実させ,児童の数学的に考える資質・能力を育む授業づくりの研修を実施しました。
 数学的に考える資質・能力を育てることによって,数学的な見方・考え方はさらに豊かで確かなものになっていくことの大切さ,実践事例を基に算数科の授業づくりの在り方などを先生方と一緒に考えることができました。また,各班に分かれて,各教材から自分なりに授業構想をしたものをオンラインミーティングで共有しました。参集後,各班で1つの授業を練り上げ,板書案を作成し,最後に代表者による模擬授業及び協議を実施しました。

  

研修者の声は次の通りです。
〇 教材の出し方や発問の仕方,どのようにコーディネートしていくか。ただ,教師の文脈でなく子供の文脈で授業をつくっていくことが大切ですので,そこが一番難しいなと感じました。
〇 具体的な問題を使った講義を通して,式=記号的表現,説明=言語的表現,図等=図的表現など,算数独自の思考の表現の仕方には児童の見方・考え方の数だけあることを再確認し,盛山先生の問い返しもまた勉強になりました。
〇 久しぶりに「自らの手で答えを導き出したい」という気持ちに突き動かされる経験をすることができました。これがなければ始まらないので,魅力的な学習課題の設定に今一度立ち返りたいです。

【自主講座】子どものためのロボットワークショップ「ロボット講座」

 8月5日(土)、教育センターを会場に子どものためのロボットワークショップ「ロボット講座」が開催されました。県内の小中学生とその保護者18名が参加し、LEGO mindstorms EV3を使って、ロボットを組み立てたり、試行錯誤してプログラムを作成したりしながら、ロボット制御の基礎を学びました。今年度も福島県情報産業協会の方々にお手伝いいただき、親子で楽しみながらプログラミングを体験する有意義な講座となりました。

【会津地区】小・中学校初任者研修 地区別研修A 授業研修②について

以下の研修について、日時・会場等を変更したため、研修講座要項を再掲載しました。

【会津地区】

小・中学校初任者研修
(地区別研修A 授業研修②)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K08【会津地区】)を確認してください。

【いわき地区】高等学校初任者研修等 地区別研修 カウンセリング研修について

以下の研修について、研修講座要項を一部修正し、再掲載しました。

【いわき地区】

高等学校初任者研修
新規採用養護教諭研修(高)
(地区別研修A カウンセリング研修)

公立学校実習助手初任者研修
(地区別研修 カウンセリング研修)

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 K10【いわき地区】)を確認してください。
 

【専門研修】 適切で責任ある行動力の育成を目指した情報モラル講座

 7月27日(木)「適切で責任ある行動力の育成を目指した情報モラル講座」が開催され、県内各地から、22名(小学校7名、中学校3名、高等学校6名、特別支援学校6名)の先生方が受講されました。
 児童生徒を取り巻くインターネット社会の現状を知り、私たち教員が行うべき情報モラル指導の在り方を考えました。また、児童生徒が情報モラルやセキュリティについて、「自分事」として考えることができるワークショップを行いました。

<研修者の声>

・インターネットは子どもたちにとってかなり身近なものになっていることを改めて実感した。しかし使い方が限定的であり、さらにトラブルに関して「子どもたちに危険なことをしている自覚がないこと」「周りに相談しにくいこと」の対策のためには様々な手立てが必要だと感じた。インターネットの利点と危険性について発達段階に応じて理解させたい。

・文章や絵文字等、自分の感じ方と他人の感じ方の違いが明確になって面白いと同時に、きちんと意識しておかなければならないと思った。生徒に対して、教師側が意識して「人によって感じ方が違うこと」を感じさせると、ネットでのトラブルが少なくなるのではないかと思った。また、情報発信に対する指導や、写真のネット公開ではたくさんの問題に気を付ける必要があることなど、丁寧な指導が大切だと分かった。

・情報モラルの授業構想で、先生方と意見を交わしたり、情報交換することで、授業についての見方・考え方も様々であると感じ、非常に参考になった。「答えがない」「一緒に考えていく」というキーワードを押さえた授業づくりを行っていきたい。